新刊案内

アイルランドに伝わる祝福の言葉にヘゲンバーグが曲を付けた作品です。
ケルト音楽のメロディやリズムの要素を織り込み、アイルランドの丘陵を思い起こさせるような穏やかで優しい音楽は、我々日本人の心をも一瞬で虜にすることでしょう。
　
▶YouTubeで音源(混声版)をお聴きいただけます。

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詩篇19を基につくられた叙情的な作品で、“神の力が我々には必要である”という想いを、祈りをもって表現しています。
美しいメロディと心揺さぶるリフレインはヘゲンバーグの作曲の特徴で、この曲も例外ではなく、冒頭のピアノの前奏から感動的なクライマックスまで余すことなく彼女の世界へ私たちを誘います。
　
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ウィテカーが、ポスト・コロナの世界をテーマに2022年に作曲した無伴奏合唱曲。
アメリカの詩人ウォルト・ホイットマン(1819-1892)の詩をテキストに、成長へ向かう人間の精神を、美しいメロディとハーモニーで描いています。コロナ終息を象徴する曲として今後多くの合唱団に歌われていくのではないでしょうか？
なお、ウィテカーとVOCES８との共演が話題となっている新作CD「Home」にも本作が収録されています。そちらも入荷時期の目処が立ちましたらメールマガジン等にてご案内しますので、今しばらくお待ちくださいませ。
　
▶YouTubeで音源をお聴きいただけます。
演奏：VOCES8

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アメリカの児童文学作家であるマーガレット・ワイズ・ブラウンの代表作として70年以上も親しまれている絵本「おやすなさいおつきさま」のテキストにエリック・ウィテカーが作曲をした楽曲。
ウィテカー自身がこの絵本を幾度となく息子に読み聞かせる中で音楽が生まれてきたというように、語りかけるような穏やかで優しいメロディが魅力的です。
　
▶YouTubeで音源(混声版)をお聴きいただけます。
演奏：Eric Whitacre Singers

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いま、多くの混声合唱団が直面する問題のひとつは男声、特にテノール不足ではないでしょうか？
今回ハル・レナード・ヨーロッパ社から出版された「SAM-Klang」シリーズは、合唱の重要なレパートリーをユニークな混声三部合唱で提供することでこの問題を解決することを試みる期待の新シリーズです。
　
このシリーズは、デンマーク出身でドイツを中心に指揮者として活躍するモルテン・シュルト＝イェンセンによって企画されました。昨年、全日本合唱コンクールの審査員として招聘され、東京で彼の合唱指揮マスタークラスも開催されていたので、その名前をご記憶の方も多いことと思います。
　
シュルト＝イェンセンは原曲の特徴を生かし、音色もほぼ同じになるように丁寧に編曲し、原曲のSATB楽譜をSABにする際に、低声部を強化するだけではなく、他のラインも強化し、合唱団全体の和声の責任を再調整するというアプローチを取っています。その結果、モーツァルト《レクイエム》、ハイドン《天地創造》、シューベルト《ドイツ・ミサ曲》、デュリュフレ《4つのモテット》、ブラームスとメンデルスゾーンのパートソング集など、多くの古典的な作品を、聴衆にほとんど変わらない響きで提供することに成功しています。
さらにこのシリーズには、声楽、アンサンブル、指揮のテクニックを向上させるための幅広い教育的用途も持たせています。
　
本日は、まず第一期として出版された17作品をご紹介いたします。
今後も続々出版される模様ですので、どうぞお楽しみに！
　　
▶「SAM-Klang」シリーズ特集ページはこちら

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2024年に生誕200年を迎える後期ロマン派の巨匠アントン・ブルックナーの小規模な宗教曲を集めた曲集です。
一般的には交響曲や大規模な宗教作品が有名なブルックナーですが、敬虔なクリスチャンとして、日曜礼拝や神聖なコンサートのために小さな教会音楽を生涯にわたって書き続けており、それらはこの大作曲家の内面を投影したものであるという意味でも重要な作品群であると言えるでしょう。
この宗教合唱曲集には、《Ave Maria》《Locus iste》《Christus factus est》など演奏機会の多いモテットのほか、短いミサ曲、簡単な典礼歌や賛美歌、さらに若い頃に書かれたやや長い作品《マニフィカト》《詩篇23篇》など全39曲を収載しています。
5月に出版される予定の「ブルックナー世俗合唱曲集」とあわせて、来年のアニヴァーサリーイヤーに向けての選曲資料として、是非お手元に置いていただけますと幸いです。
　
※収載されているすべての楽曲は、シングルピースとしてお取り寄せが可能です。(最低発注部数：20部　納期：2〜3週間程度)
※2023年6月30日(金)までのご注文分が特別価格の適用対象となります。7月1日(土)以降は、通常価格5,320円となる予定ですのでご留意ください。

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男声合唱ファン垂涎！！長年未出版で手に入りづらかった男声合唱作品から約40曲を集めた話題の楽譜集「グリークラブ・ソングセレクション」全3巻が遂に発売されました！
　
混声版や女声版でも多くの合唱団で愛唱されている大人気楽曲の男声合唱編曲版をはじめ、1964年に初演された秘蔵の楽曲や2022年に初演された最新曲まで、邦人作曲家による魅力的な男声合唱作品を幅広く収録。演奏会はもちろんコンクールや合唱祭、愛唱歌としてなど様々な場面でお楽しみいただけます。
　
1冊持っておけば今後大いに役立つこと間違いなし！是非あなたのお手元にもお迎えください。

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詩人・谷郁雄によって書かれた親しみやすく温かい詩5篇に松波千映子が付曲。
順番に演奏した後、終曲『平凡な一日』で“幸せとは何か”と問い・考えさせることで、それまでの4曲の詩の情景・世界観を思い起こさせる構成となっています。
2022年4月、Fontana di Musica(指揮：安達陽一)によって委嘱・初演。2023年3月18日には「春だ！祭だ！昭和バンザイ！」コンサートにて、コール・ディカプルとの合同での再演も予定されているようです。

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やさしくわかりやすい言葉で書かれながら、空・天・宇宙といった大きなテーマを扱った谷川俊太郎の詩をテキストに、木下牧子が響きの厚い、音楽的にもスケールの大きな作品へと作り上げました。
「児童二部+混声四部」という編成で、混声合唱団は「地上の人間」を、児童合唱団は「精霊」や「天使」といった聖なる役割を演じるイメージで作曲されています。それぞれにかなりの技術力が求められますが、大人の合唱団と児童合唱団で共にじっくりと一つの音楽を作り上げる機会などにうってつけの作品です。
豊中少年少女合唱団と豊中混声合唱団によって共同委嘱され、2022年4月・7月に初演されました。(指揮：西岡茂樹)

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沖縄県合唱連盟60周年記念式典委嘱作品として、同県出身である吉本嘉典と瑞慶覧尚子によって制作された楽曲です。
詩には沖縄の樹木や鳥の名前も使用され、また楽曲自体もその土地らしく、ゆったりした大きな時の流れを感じられる作品となっています。合唱祭や演奏会のアンコールにいかがでしょうか。

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合唱指揮者・岸信介の傘寿と藍綬褒章受章を祝して、信長貴富が作詩・作曲。
“吉日に船を出そう”という晴れやかなシーンが浮かぶテキストと穏やかな波のような旋律が胸に残る作品です。グレードも初級となっているので、合唱祭やおかあさんコーラス大会の一曲としてもぴったりでしょう。
2022年8月、舫の会(指揮：岸信介)によって委嘱・初演されました。

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1970年代後半、独特な振り付けやユニークな楽曲で多くのファンを魅了し、一世を風靡した人気女性デュオ「ピンク・レディー」。
本作は、彼女らのデビュー曲である『ペッパー警部』をはじめとした人気曲5曲で構成。やさしいアレンジで、合唱を始めたばかりの方でも取り組みやすい作品となっています。
2023年3月18日に開催される「春だ！祭だ！昭和バンザイ！」コンサートにて、桃色淑女＆N.F.レディースシンガーズによって初演される予定です。

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シンガーソングライター・NOBUのメジャーデビュー10周年アルバムに収録された楽曲が混声三部合唱となりました。彼が両親から教わった大切な言葉たちを綴った作品で、そのまっすぐな詩曲が多くの人の心を打ち、ショート動画などでも使用され話題となっています。
同梱のCDには音取りの際に嬉しい参考演奏・パート別演奏を収録。またピアノ伴奏音源も一緒に収録されているので、ピアノが使えない場面や伴奏者がいない場面でもバックで流して演奏も可能です♪

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2019年(令和元年)7月に東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われた「奉祝特別演奏会」の模様を収録したライブ盤。
一般には流通していないレア商品です！数量限定ですので、お買い逃しのないようにご注意下さい。

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日本でも人気急上昇中のエレイン・ヘゲンバーグの合唱作品の新作が届きましたのでご紹介いたします。
エレイン・ヘゲンバーグは、アイオワ州デモイン出身、地元のドレイク大学で音楽教育学を学んだ彼女は9年間音楽教師として勤めた後、作曲家、指揮者に専従、作品がACDA(アメリカ合唱指揮者協会)で取り上げられたことをきっかけにその名を全米で知られるようになり、今ではイギリスのオックスフォード大学出版局からも彼女の作品が出版されるなど活躍の場を世界に広げています。
　
本作は、5楽章からなる組曲「Illuminare」の第3楽章にあたる作品。
キリエのテキストを用い沈鬱で不吉な雰囲気で始まった音楽は、進行とともにテキストを「Nox et tenebrae(夜と闇)」へと移し替え、そこにパーカッションも加わることで一転怒りの音楽へと変化。アクセントのあるリズムと混合拍子が混沌感を助長し、その先の絶望感も演出します。
インパクトの強いコンサート向けの作品をお探しの方にお勧めです。
ピアノとパーカッションに加えて、オプションで弦楽器または室内オーケストラの伴奏を付けることもできます。
　
▶YouTubeで演奏をお聴きいただけます。
演奏：Arlington Master Chorale(室内オーケストラ版)
演奏：Tallgrass Chamber Choir(ピアノ伴奏+パーカッション版)

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「空」をテーマにしたスケールの大きな作品です。
冒頭、大空に手を伸ばすかのようなイメージで上昇するヴォーカルラインが疾走感あふれる伴奏にのって伸びていき、一気に曲の世界に引き込んでいきます。その後、転調や冒頭のテーマの再現を経て感動的なエンディングへと続きます。
　
▶YouTubeで演奏をお聴きいただけます。
演奏：Tallgrass Chamber Choir

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アメリカの伝統的な讃美歌をヘゲンバーグが魅惑的な合唱曲に編曲しました。
各パートに流れる優しいメロディと新たに付曲されたリフレイン部を中心に進行し、最後には安らかで瞑想的に締め括られます。詩の内容や曲想から、アンコールピースに適した作品と言えるでしょう。作曲家の優雅な感受性が感じられるアレンジとなっています。
　
▶YouTubeで演奏をお聴きいただけます。
演奏：Tallgrass Chamber Choir

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若い女性の挑戦と新たな発見を描いたハリエット・プレスコット・スポフォードの詩をテキストとした女声合唱作品。
ストーリーの進行に伴い生まれる驚きや畏怖といった情景が、溢れ出る疾走感と共に描かれます。コンサートの最後を飾るにふさわしい爽快さを感じられる作品です。
オプションで用意されているヴァイオリン、チェロ、パーカッションを加えるとより高い演奏効果が得られることでしょう。
　
▶YouTubeで演奏をお聴きいただけます。
演奏：University of Kentucky Women's Choir

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カナダの詩人エミリー・ポーリン・ジョンソンの詩をテキストとした女声合唱曲。
民族的な響きを伴うピアノの伴奏に乗せ聴衆を作品の世界にぐっと惹き込む上流部、緩やかな流れの中流部を経て、優雅にその感情を豊かに表現することができる下流部へ、という音楽の流れを“川”に例えた構成になっています。
　
▶YouTubeで演奏をお聴きいただけます。
演奏：Tallgrass Chamber Choir

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