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第3回日本国際合唱作曲コンクール『第2位入賞作品』「Jesu dulcedo cordium」

第3回日本国際合唱作曲コンクール『第2位入賞作品』「Jesu dulcedo cordium」

新たな合唱音楽のレパートリーの発信と、合唱音楽の更なる普及を目的として一昨年発足した日本発の新しいコンクール「日本国際合唱作曲コンクール(ICCC Japan)」(主催: 東京合唱アライアンス"耕友会"、協賛: 株式会社 パナムジカ)
 
第3回目となる今年のコンクールでは、世界15カ国から応募があった33作品を、ミシュキニス、チョピ、ジェンジェシ、アントニーニ、そして新実徳英という合唱音楽を知り尽くした豪華メンバーが審査しました。
 
審査結果の発表と初演は、2017年8月27日に「軽井沢国際合唱フェスティバル2017」の中で行われ、同時に第2位(第1位なし)の作品がパナムジカより全世界一斉販売となりました。この作品が、日本のみならず世界中の合唱団の新たなレパートリーとなりましたら幸いです。
 
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第2位 Jesu dulcedo cordium
 
イタリアの作曲家ジョルジオ・スサーナによる無伴奏混声合唱のための作品です。
テキストはイエスの御名の祝日を祝う賛美歌「Jesu Dulcis Memoria」から採られ、主に前半部では輝かしさと歓喜、後半部では感謝と祝福が歌われています。
「Jesu, Rex!」(イエス、王よ!)という華々しい呼びかけによる幕開けから、主への賞賛を歌い交わしながら、湧き起こる泉のような16分音符でのクレシェンドへ。"with joy!"の指示のもと、歓びの7/4拍子のなかで前半部が結実。
後半部は印象的な主題とともに打って変わって穏やかな呼びかけに始まり、世の闇を払い、至福で満たしてくださいという心からの願いを静かに、かつ豊かに歌いあげます。
全編を通して祝祭の光に満たされた、歓喜と祝福の賛歌ですので、演奏会をはじめ、多くの場で愛される作品になることでしょう。
 
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【作曲者プロフィール】
ジョルジオ・スサーナ  (Giorgio Susana)
 
イタリア北東部の街ヴィットリオ・ヴェネト出身。
ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院等でピアノ、対位法、合唱、合唱指揮、音楽指導、映画音楽を学び、作曲家としてのみならず、合唱指揮者、ピアニスト等、多岐にわたって才能を発揮。
その活動はイタリアをはじめ、アルゼンチン、台湾、オーストリア、ドイツ、スロヴェニア、そして東京オペラシティや横浜みなとみらいホールにまでおよび、これら世界各地でのコンサート経験に国際的な活躍がうかがえる。
近年では、コネリアーノ・ヴェネトの男声合唱団「Corocastel」やヴィットリオ・ヴェネトのユース合唱団「SingOverSound」や、同じくヴィットリオ・ヴェネトのユース・オーケストラ「OrcheStraforte」等多くの団体の指揮者のほか、聖ジュゼッペ音楽学校芸術監督、ヴィットリオ・ヴェネト国際合唱コンクール芸術委員を務める等、北東イタリア音楽界の重要なポジションを担っている。

作曲者 SUSANA, Giorgio (イタリア 1975〜)
出版社 Pana Musica
パナムジカコード GS9655A
声部 SATB div. [パート別最大声部数:S2/A2/T2/B2]
伴奏 無伴奏
言語 ラテン語
時間 4分00秒

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待望の日本語版上梓! H.リリング著「メサイア」〜理解と演奏のためのスタディ・ガイド

待望の日本語版上梓! H.リリング著「メサイア」〜理解と演奏のためのスタディ・ガイド

世界的指揮者で教育者でもあるヘルムート・リリングが、その豊富な経験から得たすべてを後進に伝えようと試みた渾身の著書、「メサイア」に待望の日本語版が誕生しました!

”「メサイア」〜理解と演奏のためのスタディ・ガイド”は、音楽史上に燦然と輝く不朽の名作ヘンデルの《メサイア》について、その作品の理解と、演奏に関わる重要なポイントをリリングが余すことなく解説したもので、「楽曲解説」、「暗譜」、「練習方法」で構成されています。
2015年に英語版がまず出版され、ドイツ語版、韓国語版と続き、そして今回の日本語版の出版となりました。

多くのページが割かれている「楽曲解説」の章では、全体の概論と、全48曲が同一の規準(構成、編成、テンポ、デュナーミク、アーティキュレーション、装飾音、意義)で検証されています。そのことによって読者は、芸術を判断し、評価するときの拠り所となるアナリーゼの仕方を学び、その過程で、リリングとヘンデルの時空を超えた対話にも触れることができるでしょう。

「暗譜」の章では、暗譜主義者として知られるリリングが、暗譜をして指揮をすることの意義とその方法を譜例を使って具体的に紹介しています。

「練習」の章では、《メサイア》の効率的なリハーサルの手順が示されます。

これらのすべては、《メサイア》のみならず、他のオラトリオ作品の演奏にも大いに役立つものばかりです。

しかしリリングはここで読者にヒントを与えたに過ぎません。
リリングがこの本を通してもっとも伝えたかったことは、楽譜から音楽を作り出すときの疑問に、自分自身で答えを見つけることの大切さなのです。

指揮者、合唱指揮者、独唱者、オーケストラ奏者、合唱団員、そして…、このヘンデルの傑作を愛するすべての人々に手渡しされたリリングからの贈り物というべきこの一冊。ぜひともその手にお受け取りください。

日本語版は、ドイツ・カールス社の協力のもと、ベストセラー「合唱と独唱のための《ヴォーカル・ウォームアップ200》」の翻訳者でもある菅野弘久氏が日本語訳を、またリリングの直弟子であり、指揮者の本山秀毅氏が監修をそれぞれ担当しました。

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本文 はじめに より抜粋

ヘンデルの《メサイア》を論じた本書には、指揮者として、また教育者として卓越したリリングのスキルがあふれています。
指揮者と演奏者にとっては、まさに〈スタディ・ガイド〉であり、演奏の準備にあたるリリングの思考の過程が順を追って明らかにされています。
そして、その方法論は《メサイア》以外にも活かせるはずです。さらに重要な点は、リリングが読者に対して、ヘンデルの思考を探り、この傑作の深奥に重ねられた意味を、より効果的に伝える方法を考えるよう求めていることです。

H・ロイス・サルツマン (オレゴン・バッハ・フェスティバル名誉音楽監督)

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翻訳者あとがき より抜粋

《メサイア》について思索を深めることは精神的な旅に出ること − ヘルムート・リリングは、《メサイア》と対峙するときの心構えを、このように表現します。
本書を読み終えたときに、すなわちその〈精神的な旅〉から舞い戻るときに、私たちの《メサイア》についての認識の地平は、たしかに大きく広がったと実感できるのではないでしょうか。

菅野 弘久

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監修者の言葉 より抜粋

その原稿を前に彼の思考に向き合う度に深く感銘を受けるのは、彼が楽曲を通して作曲家の思考や意図を探り、まさに時空を超えた「対話」を図ろうとしている点である。彼の楽曲分析に接すると、作品が決して無機的な音の羅列ではなく、作曲家が歓喜に溢れ、あるいは涙しつつ、また神に感謝しながら作曲に対峙した情景を思い浮かべることが出来る。それは学ぶ者に、楽曲との距離を縮めさせ、メッセージを共有させ、そして発信する意欲を高揚させる。

本山 秀毅

● 「メサイア」―理解と演奏のためのスタディ・ガイド
著者 ヘルムート・リリング
訳者 菅野 弘久
監修 本山 秀毅
出版社 Pana Musica
パナムジカコード SYPM05
装丁 A4変型 並製 136ページ
内容
 はじめに
 序文
 概説
 第一部
 第二部
 第三部
 暗譜
 《メサイア》の練習
 巻末補遺
 翻訳者あとがき (菅野弘久)
 監修者のことば (本山秀毅)

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「J.S.バッハ 宗教声楽作品全集 全23巻」(11月発売予定)  第2期ご予約受付中!(〜10/31まで)

「J.S.バッハ 宗教声楽作品全集 全23巻」(11月発売予定)  第2期ご予約受付中!(〜10/31まで)

J.S.バッハの声楽作品をすべて出版するという、ドイツのカールス社が1972年の創業以来長年にわたり取り組んできた一大プロジェクト「バッハ ヴォーカル」が、宗教改革500年目にあたる今年2017年にいよいよ完結します。
それを記念して11月に「J.S.バッハ 宗教声楽作品全集 全23巻」が発売されることになりました。
この「J.S.バッハ 宗教声楽作品全集 全23巻」は、J.S.バッハの248におよぶ宗教声楽作品のスタディ・スコアを全23巻にまとめ3つのボックスに収めたものです。
バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒの協力の下、ウーヴェ・ヴォルフ、鈴木雅明ら著名な研究者、演奏家が校訂した、最新のバッハ研究が反映された学術的価値が高いことはもちろんですが、ヴォーカル・スコアと同じ、見やすく持ちやすいサイズとなっており大変実用的なエディションでもあります。
研究者から演奏者、愛好者まで、バッハを愛するすべての皆様にお手元に置いていただきたい逸品です。

出版社より第2期の予約受付が行われております。
第1期ほどではありませんが、それでもお値打ちな価格設定となっておりますので改めてご紹介させていただきます。
前回ご予約を見送られた方は、ぜひこの機会をご利用ください。

*こちらの商品は、すべてオーケストラ・スコアでございます。ヴォーカル・スコアではございませんのでご留意ください。
*ご予約後のキャンセルはお受けできませんのでご了承ください。
*お届けは2017年12月上旬を予定しております。

●タイトル 「J.S.バッハ 宗教声楽作品全集 全23巻」
編集 ウルリヒ・ライジンガー、ウーヴェ・ヴォルフ
校訂 C.ブランケン、P.ディクセン、W.エンスリン、
A.グレックナー、K.ホフマン、U.ライジンガー、
鈴木雅明、U.ヴォルフ、P.ヴォルニー
協力 バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ
出版社 Carus
パナムジカコード GB0371A
ご予約特価(税込) 129,600円 (10月31日ご予約分まで)
通常販売価格(税込) 168,000円
サイズ 27cm×19cm
巻数 全23巻 総ページ数 約12,500ページ
収録内容
【教会カンタータ・モテット集 (2 ボックス・セット)】
 第1巻−第16巻
  教会カンタータ BWV 1-199
 第17巻
  モテットと婚礼用コラール
【ミサ曲・受難曲・オラトリオ (1ボックス・セット)】
 第1巻
  ロ短調ミサ曲 BWV 232
  サンクトゥス ニ長調 BWV 232III (1724年稿)
 第2巻
  ミサ曲ヘ長調 BWV 233
  キリエ キリストよ、汝、神の子羊 BWV 233a
  ミサ曲 イ長調 BWV 234
  ミサ曲 ト短調 BWV 235
  ミサ曲 ト長調 BWV 236
  サンクトゥス ハ長調 BWV 237
  サンクトゥス ニ長調 BWV 238
  マニフィカト ニ長調 BWV 243
  マニフィカトのための挿入曲 (ニ長調)
 第3巻
  マタイ受難曲 BWV 244
  マルコ受難曲 BWV 247
 第4巻
  ヨハネ受難曲 BWV 245 (現存する全ての稿)
 第5巻
  クリスマス・オラトリオ BWV 248
 第6巻:
  復活祭オラトリオ BWV 249
  昇天祭オラトリオ BWV 11

・著名な研究者、演奏家による最新の校訂
・多くの作品で正当な異版を補遺に収載
・断片、部分消失の作品を演奏可能に復元
・見やすく持ちやすいサイズ(27cm×19cm)
・よく考えられたレイアウトと高品質の印刷
・収蔵に適したハードケース
・使用者の視点にたった実用的な巻構成
・すべての演奏譜(大型スコア、ヴォーカル・スコア、オーケストラパート譜)が出版予定

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好評発売中!本山秀毅 著「喝采、その日その日。 うたごころの現場から」

好評発売中!本山秀毅 著「喝采、その日その日。 うたごころの現場から」

おそらく2017年、日本の合唱界最大の話題となるであろう読み物がパナムジカ出版から遂に登場!

「喝采、その日その日。  うたごころの現場から」は、バッハの演奏者でありながら、中学生や高校生の合唱指導にも力を注ぐ合唱指揮者・本山秀毅が過去5年にわたってインターネット上に書き留めてきた膨大な文章の中から、「合唱指導」「教育」に関するものを中心に選りすぐり再編集したものです。
「日常」の出来事をウィットに富んだ文章で、時にきびしく、時にあたたかく、時におかしく語ります。

『本山さんがいなかったら、僕は指揮者になっていませんでした!
それどころか、大学を卒業すらしてなかったと思います…
本山さんの「おもろくも深い話」が、たくさんこの本にはあります。』
佐渡 裕(指揮者)

●タイトル 「喝采、その日その日。  うたごころの現場から」
著者 本山 秀毅 (もとやま ひでき)
編者 堀 雄紀
出版社 パナムジカ出版
パナムジカコード SYPM03
装丁 A5変形判 160ページ
内容
はじめに ― 現場主義
第一章 合唱指揮者は走る
 アンサンブル
 横着の報い
 民謡のスピリット
 互換性
 指導者の不在
 困惑の密室
 分水嶺
 静けさのもたらすもの
 天使の歌声
第二章 私に息づく出会い
 歴史少年の夏休み
 我が師匠リリング
 ゲルンハウゼン
 オンステの留意点
 洋子先生へのオマージュ
 サン・レミ・ド・プロヴァンス
 大切な学び
 私のFD体験
 夏休み交換日記
 吹奏楽のための民話
 「萌え」さまざま
 爽やかな別れ
 弔問
 齢を重ねる
第三章 合唱指揮者はまた走る
 サクラ色
 新らしモン好き
 分岐点の認識
 微分音の誘惑
 たらこのすすめ
 知ることと感じること
 初夏の憂鬱
 目指すべきもの
 薬指
 親指
 原点に立ち返る
第四章 美の本質を求めて
 鼻の利く話
 得難い学び
 旅行者の視点
 サバ? ビアン!
 誤解
 トムジェリ
 駅のピアノ
 太鼓の達人
 年の瀬の記憶
 食べログ
 女王様
 騎士道
 愛しいわが家
 愛車
 離れの改修
 FESTINA LENTE
最終章 今ここから未来へ
 折り返し
 ドマーニ
 温故知新
 時代を越える価値
 ようこそ先輩
編者あとがき ― 教育学の視点から
おわりに

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第2回日本国際合唱作曲コンクール入賞作品

第2回日本国際合唱作曲コンクール入賞作品

新たな合唱音楽のレパートリーの発信と、合唱音楽の更なる普及を目的として昨年発足した日本発の新しいコンクール「日本国際合唱作曲コンクール(ICCC Japan 」(主催: 東京合唱アライアンス"耕友会"、協賛: 株式会社 パナムジカ)。
第2回目となる今年のコンクールでは、世界24カ国から応募があった83作品を、パミントゥアン(審査委員長)、ブスト、ドゥブラ、ジェンジェシ、そして千原英喜という合唱音楽を知り尽くした豪華メンバーが審査しました。
審査結果の発表と初演は、2016年8月27日に「軽井沢国際合唱フェスティバル2016」の中で行われ、同時に第1位と第2位(2作品)の3作品がパナムジカより全世界一斉販売となりました。
その入賞作品3曲をこのコンクールの芸術委員長であり初演指揮者でもある松下耕氏の解説交えてここに改めてご紹介させていただきます。
これらの作品が、日本のみならず世界中の合唱団の新たなレパートリーとなりましたら幸いです。

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『第1位入賞作品』

●タイトル 「Ave Regina」
作曲者 Rudi Tas (ベルギー 1957〜)
出版社 Pana Musica
パナムジカコード GT0703B
声部 SATB div.
伴奏 無伴奏
言語 ラテン語
時間 5分00秒

第1位に輝いた「Ave Regina」は、すでに世界的に名を知られているベルギーの作曲家ルディ・タスによる無伴奏混声合唱曲です。宗教曲としてはどちらかと言うと珍しいリズミカルで快活な作品です。
中盤からはオプションとして手拍子が加わり、さらにはつらつとした快活さが生まれます。軽やかさだけではなく、G.P.をはさんだ後のMeno mossoで聞かせどころが用意されている構成も見事です。
division・変拍子が多用されているため難易度は高めですが、それだけの演奏効果を得ることができるので、コンクールやアンサンブルコンテストの自由曲として今後多くの合唱団にとりあげられることでしょう。

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第1位 Ave Regina

ベルギー在住のRudi Tasの作品。実はこの人は、既に作曲家として活動している人で、高い評価を得ている人である。このような人が応募してくる、ということは、このICCCの信頼度の高さを表している。
曲は、一部を除きAllegroのleggieroで演奏される。Andanteの作品が多い中での、この曲の躍動感、積極性が光ったゆえの結果と言えよう。
冒頭から、幾何学的とも言えるリズムの応酬。しかしながら、テキストの内面性は全く損なわれていない。このあたりを、審査員はさすがに見抜いている。応募作品の中には、技術の面では奇抜なことをやっていても、テキストの内容にそぐわない作品も少なくない。その点、この作品はリズムの中にも、敬虔な祈りが込められている。リズムが単なる『遊び』ではないのだ。
この曲の素晴らしさは、その躍動的なリズムとともに、構成力にある。緩徐部分や、変拍子の配置が絶妙で、変化に富んでいながら全体の統一も取れている。4分半という時間に、非常によくまとめられている作品である。今後、コンクールなどで、もてはやされる予感がする。演奏効果抜群の一曲。

松下 耕

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【作曲者プロフィール】
ルディ・タス (Rudi Tas)

1957年ベルギー中央部に位置するアールストに生まれる。
ブリュッセルおよびヘント音楽院に学び、器楽と理論の課程を修了、ローランド・コリンに作曲を師事。
卒業後はオルガニストや合唱指導者として活動してきたが、現在は器楽ソロやオーケストラ作品の作曲を活動の中心に据えている。
ナウシカアー作曲賞(声楽、1979年)、フレミッシュ・マルチメディア賞(室内楽、1988年)、バロン・フロール・ペーテルス賞(オルガン作品、1989年)、トゥール国際作曲コンテスト第1位(1998年)、IFCM国際作曲コンクール「ハーモック・オリジナリティー賞」(2013年)の獲得等、国際作曲コンクール入賞や表彰多数。
その作品は、ヤン・ミヒールス(ピアニスト)、フランドル交響楽団、ソルトレイク・ヴォーカル・アーティスト等、世界的にも高い評価を得ているアーティストによって取り上げられている。

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『第2位入賞作品』

●タイトル 「Ave Maria」
作曲者 Ruben Garcia-Martin (スペイン 1983〜)
出版社 Pana Musica
パナムジカコード GG1203A
税込価格 648円
声部 SATB div. + Sop.solo
伴奏 無伴奏
言語 ラテン語
時間 4分00秒

スペインの作曲家ルーベン・ガルシア=マルティンによる無伴奏混声合唱のためのアヴェ・マリアです。
グレゴリオ聖歌と自国の大作曲家ビクトリアのアヴェ・マリアのメロディーが曲の一部に取り入れられています。
曲は4部構成となっており、静かなハーモニーと、そこから立ち上るかのようなソプラノソロ…拍節を感じさせない神秘的な第1部、駆け上がる上昇音形にテンションの高まる第2部、堂々としたモノフォニーで和音を聞かせる第3部、そしてオープニングを再現する第4部はあたたかな変イ長調の終始へと向かいます。
多少のdivisionはありますが、少人数アンサンブルにもおすすめの一曲です。

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第2位 Ave Maria

スペイン在住のRuben Garcia-Martinの作品。この人も、学校で作曲と理論を教える傍ら、ドキュメンタリー映像のメディアコンポーザーとしても活躍している人である。つまり、プロである。
ホモフォニックなスタイルで、繊細かつメディテーティヴな作品である。口を開かずに口腔内の形状を変えることによって引き起こされる『閉鎖的な母音』が醸し出す世界観がまず美しい。基本的にオリジナルな発想から生まれた作品だが、その源泉にT.L.deVictoriaのAve Mariaがあり、そのフィギュレーションがはっきりと表れている箇所があり、その点も興味深い。
和声的な作品ではあるが、各パートに散りばめられた旋律はどれもシンプルで美しく、魅力的なので、歌う人たちも存分に楽しめる作品である。音域にも無理がなく、その点でも取り上げやすい作品と言えよう。

松下 耕

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【作曲者プロフィール】
ルーベン・ガルシア=マルティン (Ruben Garcia-Martin)

1983年スペイン西部のサモラ出身。サラマンカ高等音楽院でアレハンドロ・ヤグエに作曲を師事。彼の作品はスペイン国内、ドイツ、イタリア、コロンビア、南アフリカ等、世界中で広く演奏されている。作曲コンクールへも積極的に出場しており、2009年にはトマス・ルイス・デ・ビクトリア国際ポリフォニーコンクールで3位入賞を果たした。
また、ドキュメンタリー映画の劇伴音楽の作曲、スペインのエドゥアルド・マルティネス・トルネル高等音楽院作曲学・音楽理論講師等、活動範囲は幅広い。

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『第2位入賞作品』

●タイトル 「Requiem Aeternam」
作曲者 Matthew Lyon Hazzard (アメリカ 1989〜)
出版社 Pana Musica
パナムジカコード GH1903A
税込価格 756円
声部 SATB div. + Sop.solo(Opt.)
伴奏 無伴奏(リハーサル用伴奏付)
言語 ラテン語
時間 4分21秒

1989年生まれという新進気鋭のアメリカ人作曲家マシュー・リヨン・ハザードによる、叙情豊かなレクイエム。
静かな朝の空気にも似た、穏やかで安らぎのある始まりは、やがて光とともに光の中へ。下3声の歌う"Lux"の重なり、光の降り注ぐようなソプラノ2声の掛け合いが美しく響きます。どこか浮遊感や光彩感のある音楽が与えるのは、永遠の眠りではなく、魂の幸せな休らいなのかもしれません。
演奏会の宗教曲ステージのあたたかな締めくくりにもぴったりな作品です。

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第2位 Requiem aeternam

今回のコンクールでは、第2位が2作品選出された。
この作品は、アメリカ在住のMatthew Lyon Hazzardの作品。彼は、高校で合唱指導、指揮をしている人である。
シンプルな4小節からなる、Altoの旋律のパートソロから始まるこの曲も、ホモフォニックな構成である。作者はよく合唱の響き、特に純正調の響きを知っている。また、和音を響かすだけではなく、繊細な、ごく繊細な表情を作ることもできる人である。センスがあるのだ。音をどう重ねるか、ではなく、どのように削ぐか、ということについても、よく練られている作品である。
冒頭の、単純なテーマの展開は美しくなされ、やがて壮大なクライマックスへと導かれる、その構成も魅力。さらに、そのクライマックスの後のゲネラルパウゼ、そしてやってくるピアニッシモの静寂の中で祈られる”Requiescat in pace”の部分は、涙を誘うほど感動的だ。

松下 耕

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【作曲者プロフィール】
マシュー・リヨン・ハザード (Matthew Lyon Hazzard)

1989年アメリカのノースカロライナ州出身、作曲家、指揮者、教育関係の分野等で活動している新進気鋭の音楽家。
イーストカロライナ大学作曲学学士課程、教育学修士課程を修了。
彼の合唱作品は、バンクーバー室内合唱団、ノースカロライナ・マスター・コラーレ、ヒューストン・カレッジ合唱団等、世界的に活躍している団体にも多数取り上げられ、その音楽は「聴き手をうっとりとさせるような音風景」とも称されるなど、特に合唱の発声への造詣の深さ、テキストへの巧みな付曲について高い評価を得ている。
近年、作曲はもちろんのこと、高校で合唱の音楽監督を務めるといった音楽教育の分野でも意欲的に活動中。

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【初演データ】
初演:2016年8月27日 軽井沢大賀ホール
  《軽井沢国際合唱フェスティバル2016》
指揮:松下 耕
合唱:The Metropolitan Chorus of Tokyo

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こどものための合唱曲集「あいうえ・おーい」

こどものための合唱曲集「あいうえ・おーい」

工藤直子の詩をテキストとしたこどものための合唱曲集です。
収録されている5曲は、小学生が歌えるア・カペラ曲、幼児も歌えるピアノ付きの曲、中高校生向けのア・カペラ曲、全員で歌えるピアノ・ハンドベル付きの曲と変化に富んだ歌のおもちゃ箱のような作品ですが、そこには何よりも詩人と作曲者のこどもたちに対する深い愛情がぎゅっと詰まっています。
日本で活動する児童合唱団の多くは、幼稚園児から高校生までで構成されており、その選曲には頭をなやませていらっしゃる指導者の方も多いことでしょう。
この「あいうえ・おーい」ならば、合唱団のメンバー全員が一緒にひとつのステージを楽しく作ることができること請け合いです。
佐倉ジュニア合唱団によって委嘱され、「わくわく」を除く4曲は2015年5月に、「わくわく」を含んだ全曲が2016年5月に初演されました。

初演指揮者の戸谷登貴子さんよりこの曲に対するメッセージをいただきましたので合わせてご紹介いたします。

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近年、こどものための素晴らしい作品が続々と誕生してきていることは、ジュニアの合唱を指導する者としては嬉しい限りです。しかし、その中でア・カペラ作品となると、まだまだその数は少ないように思います。そんな日ごろの思いから、松下耕先生へ「こども達が歌える日本語のア・カペラ作品を書いてください!」とお願いをしました。さらに、我が団が非常に幅広い年齢層で構成されていることから「各世代で歌える曲、全員で歌える曲をお願いします。」と。何ともわがままなお願いを、見事に叶えてくださったのがこの曲集です。
この作品を歌って驚いたことは、言葉のリズム、抑揚が見事に音楽に乗っていることです。日本語特有のリズム、ニュアンスが実に自然で、こども達が話し言葉のようにするすると歌っていくのです。特に各詩で使われている擬声語に着けられた音が、鮮やかに曲を彩っています。
ちびっこのために書かれた「なつまつり」では、日本固有のリズム(ダウンビート)と音階が使われ、「ピンときた!」「あいうえ・おーい」のア・カペラ作品では、バルトークの技法が用いられ、和音の変化が言葉のニュアンスの変化と合致し多彩な表現でこどもの純粋な世界が見事に描き出されています。一見難しい和音も、ピッチが合った時、その倍音の鳴りの美しさに驚かされます。
そしてピアノつきの2曲は、まったく違うキャラクターで、歌う側も聴く側も大変楽しめる作品になっています。
全5曲を取り組む中で、指導者として様々な音楽的技能を勉強することができました。また、こちらが「難しいかな?」と思うことも、こども達は感覚で簡単に捉えてしまう、実は難しくしてしまっているのは大人なのかもしれないと感じました。
この曲集は、こども達の様々な表情が引き出される、こども達が等身大で歌える芸術作品です。対象年齢に合わせて抜粋で、またメンバーみんな楽しんで頂きたいです。たくさんの方々に歌っていただけることを祈念します。

佐倉ジュニア合唱団 代表・指揮者 戸谷登貴子
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作曲者 松下 耕 (まつした こう)
作詩者 工藤 直子
出版社 Pana Musica
パナムジカコード FZMTKHU
声部 SA、SSA, SSA div. + Solo
伴奏 ピアノ伴奏、無伴奏(*)、一部ハンドベル(オプション)
言語 ローマ字付
時間 14分
収録曲
 ピンときた! (かえるたくお) /
 なつまつり (かまきりりゅうじ) /
 あいうえ・おーい /
 真夜中のこもりうた /
 わくわく (こねずみしゅん)
 
【初演データ】
委嘱:佐倉ジュニア合唱団
 
『ピンときた!』『なつまつり』『あいうえ・おーい』『真夜中のこもりうた』
初演:2015年5月6日 佐倉市民音楽ホール
 《佐倉ジュニア合唱団第5回定期演奏会》
指揮:戸谷 登貴子
ピアノ:岩井 智宏
 
『わくわく』を含む全曲
初演:2016年5月7日 佐倉市民音楽ホール
 《佐倉ジュニア合唱団第6回定期演奏会》
合唱:佐倉ジュニア合唱団
指揮:戸谷 登貴子
ピアノ:今野 由香
 
【CDデータ】
ジョヴァンニ・レコード GVCS 31601 2016年7月1日 発売 予定

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「あんたがたどこさ」童声または女声のために

 「あんたがたどこさ」童声または女声のために

まりつき唄としてよく知られている「あんたがたどこさ」を題材にした、童声または女声合唱のためのコンポジションです。
2010年に中国の広州市少年宮合唱団のために書かれたもので、日本語の語感の美しさと、リズムの楽しさを多くの国の人々に知ってほしいという願いを込めて作られました。
手拍子、足踏みを交えながら、軽々としたリズムでテンポよく、明るく、おどけた感じで歌えばより高い演奏効果を得ることができることでしょう。
演奏会のレパートリーに、またコンクールの自由曲にもぜひどうぞ。

作曲者 松下 耕 (まつした こう)
出版社 Pana Musica
パナムジカコード FZMTKHQ
声部 SSA div.
伴奏 無伴奏
言語 ローマ字付
時間 2分10秒

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