
混声合唱
HAWLEY, William
Flos ut rosa floruit
パナムジカコード: | GH1850A |
410円(税込) | |
|


- 出版社 :Astrum Music Publ.
- 作詞者 :作者不詳
- 声部編成:SSAATTBB+SSAATTBB
- 伴奏 :アカペラ
- 言語1 :ラテン語
- 演奏時間:3'30"
- ページ数:8

ウィリアム・ハウリーは、1950年ニューヨーク生まれの作曲家です。器楽作品の作曲をキャリアのスタートとした彼ですが、徐々に「声楽作品こそが人間の魂や精神をより深く表現できるものだ。」と考え、現在ではその創作活動のほとんどを無伴奏合唱作品を中心とする合唱曲の作曲に費やしています。
そんな彼の名前を一躍世に知らしめたのは、1986年に「シャンティクリアー」に提供した「6つ(7つ)のイタリアン・マドリガル」(パナムジカコードKG9865〜KG9870)で、「ルネサンスのマドリガル作品にも匹敵する傑作」と絶賛されました。その後もドイツの「ジンガー・プア」などの一流団体からの委嘱を多数受けるなど成功を収めた彼は、今日ではアメリカ合唱界にあって重要な位置をしめる作曲家の一人となっています。
今回ご紹介差し上げるこの「Flos ut rosa floruit」は、ユタ大学合唱団のために作曲された作品で、ヨーロッパ6大コンクールの一つ「フロリレージュ国際合唱コンクール」(フランス・トゥール)において、同合唱団が2005年見事グランプリに輝いた時の演奏曲。
キリストの生誕を祝う喜びにあふれた作品で、混声8部のダブル・コーラスという大きな編成ですが、何百人という大合唱団ではなく、むしろ各パート2,3人程度のどちらかというとアンサンブルに近いものを想定して作曲されており、それだけに団員一人一人の技量が問われると言えるでしょう。