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Dona nobis pacem - Water, not weapons

混声合唱
堅田 優衣
Dona nobis pacem - Water, not weapons

パナムジカコード: GZKTYIH
2,250円(税込)
数量:


  • 出版社 :Sulasol
  • 声部編成:SSAATTBB
  • 伴奏  :アカペラ
  • 言語1 :ラテン語
  • 言語2 :日本語
  • 演奏時間:11'00"
  • ページ数:20

アフガニスタンで長年にわたり用水路建設や農業支援などの人道支援を行い、2019年に凶弾に倒れた医師・中村哲氏にインスパイアされて作られた堅田優衣さんの作品です。
初演の指揮をされた柳嶋耕太さんにご紹介いただきました。

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主日ミサの通常文をしめくくる「Dona nobis pacem (われらに平和をお与えください)」ということばを足がかりにした堅田優衣さんの本曲は、礼拝のために書かれたわけでないので狭義の「教会音楽」には含まれないまでも、同じ思いを深く共有し、かつ異文化を繋ぐ心優しい仲介者としての独自の眼差しをもった作品です。
テクストには、「Dona nobis pacem」のほか、詩篇23番より「主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。」の一節が用いられ、最後は宮崎民謡の刈干切唄で締め括られるというとてもクリエイティブな構成。というのも本作品は、アフガニスタンで用水路の建設に携わった中村哲医師にインスパイアされ、アフガンの干魃地に水がゆきわたるまでのストーリーとして堅田さんが素晴らしい感性で再構成したものなのです。
冒頭、中央アジアの乾いた大地を示すようなmi-fa-mi-reの音程の揺らぎをもった低声のドローンと、助けを求める悲鳴のような女声のヴォカリーズ。中盤ではアフガニスタン民謡「Mola momad Jan」をテーマにしたリズミカルなセクションで、用水路建設の様子をまるでタイムラプス動画で眺めるような表現。トランスミュージックのように執拗に繰り返されるテーマが極まるところで、Fisを主音とする鮮やかで熱のこもったハーモニーでDona nobis pacemが歌われます。
そしてそれはほとんどシームレスに、同じFisを軸においた旋律で展開する刈干切唄に切り替わり、会場をあたたかく包み込んだところでフェードアウトするように曲を終えます。(柳嶋耕太)


曲目リスト

  曲目 作曲者名
1 Dona nobis pacem - Water, not weapons 堅田 優衣

曲目の詳細

  1. Dona nobis pacem - Water, not weapons
    作曲者:堅田 優衣
    編曲者:
    アーティスト:
    作詞者:
    訳詞者:
    調性:
    声部数:8
    声部編成:SSAATTBB
    伴奏:アカペラ
    言語1:ラテン語
    言語2:日本語
    演奏時間:11'00"

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