
書籍
梅津 時比古
《水車屋の美しい娘》シューベルトとミュラーと浄化の調べ
パナムジカコード: | SYSJ13 |
2,420円(税込)※値引き対象外 | |
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- 出版社 :春秋社
- 言語1 :日本語
- ページ数:220

《冬の旅》と並ぶシューベルトの連作歌曲《水車屋の美しい娘(美しき水車小屋の娘)Die schone Mullerin》で歌われているのは、ある若者の素朴でせつない恋愛模様である。だが、それだけだろうか。これまで見逃されてきた差別とエロスの視点で "水車屋の娘" の影を追いながら、作曲家シューベルトと詩人ミュラーが作り出した作品世界のより奥深い解釈へと導く。
著者はジャーナリスト、毎日新聞記者、音楽評論家、桐朋学園大学学長である梅津時比古氏。