
書籍
近藤 譲
聴く人(homo audiens)−音楽の解釈をめぐって
パナムジカコード: | SYAT11 |
2,200円(税込)※値引き対象外 | |
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- 出版社 :アルテスパブリッシング
- 言語1 :日本語
- ページ数:180

サイズ:A5
「作曲者は、音を吐くのではなく、耳を世界にそばだてて、適切な音を探す。作曲をするためには、人は、まず、聴く人(ホモ・アウディエンス)でなければならない」(本文より)音楽はほんらい聴き手に多様な解釈をゆるすものであり、ひとは「耳をすます」ことによって創造者となる──「聴くこと」のもつ創造性を高らかに謳い上げる、音楽への希望に満ちた一冊。2012年、アメリカ芸術・文学アカデミーの終身名誉会員(日本人音楽家としては武満徹に次いで2人目)に選出され、名実ともに日本を代表する作曲家となった著者の最新音楽論。