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《ドイツ・レクイエム》への道 ブラームスと神の声・人の声

書籍
西原 稔
《ドイツ・レクイエム》への道 ブラームスと神の声・人の声

パナムジカコード: SYTM27B
4,290円(税込)※値引き対象外
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  • 出版社 :音楽之友社
  • 言語1 :日本語
  • ページ数:304

ブラームスの創作の前半の頂点《ドイツ・レクイエム》は、聖書・古楽・民謡研究ほか、それまでの彼の多方面にわたる創作の成果が傾注されている。彼が若い時代から追求してきた「人の声」の思想の集大成でもあり、彼の深く考え抜かれた思想「死生観」が込められた、彼独自の宗教音楽でもある。今日の私たちにも強い現実性をもって語りかける《ドイツ・レクイエム》は、現在でも演奏会のレパートリーとして親しまれている人気曲にもかかわらず、ブラームスは作品の草稿のほとんどを破棄したため、創作の背景がなかなか解明されなかった。あの柔和で共感にあふれる音楽がなぜ書かれたのか。本書は、多角的な見地から《ドイツ・レクイエム》の創作の背景や、ブラームスの思想に迫る。

曲目リスト

  曲目 作曲者名
1 序章 《ドイツ・レクイエム》とは 西原 稔
2 第1部 《ドイツ・レクイエム》とブラームス 西原 稔
3 第1章 《ドイツ・レクイエム》を聴く聴衆−近代市民社会の投影 西原 稔
4 第2章 《ドイツ・レクイエム》の創作過程 西原 稔
5 第3章 《ドイツ・レクイエム》のテキストと音楽 西原 稔
6 第2部 《ドイツ・レクイエム》への道 西原 稔
7 第1章 ブラームスをはぐくんだハンブルクの音楽文化 西原 稔
8 第2章 民謡と人の声の思想 西原 稔
9 第3章 《ドイツ・レクイエム》とリート 西原 稔
10 第4章 ブラームスの古楽研究と宗教作品の創作−《ドイツ・レクイエム》の序奏 西原 稔
11 第5章 ブラームスの器楽作品における古様式 西原 稔
12 第1節 初期の対位法書法の作品とシューマンからの影響 西原 稔
13 第2節 ヨアヒムとの対位法学習時代の器楽作品 西原 稔
14 第3節 対位法学習の総括 西原 稔
15 第3部 《ドイツ・レクイエム》の意味するもの 西原 稔
16 第1章 《ドイツ・レクイエム》の初演と評価 西原 稔
17 第2章 《ドイツ・レクイエム》のその後の演奏 西原 稔
18 第3章 《ドイツ・レクイエム》後の創作 西原 稔
19 第4章 《ドイツ・レクイエム》と19世紀後期の宗教音楽 西原 稔
20 結語 ブラームスと《ドイツ・レクイエム》 西原 稔

曲目の詳細

  1. 序章 《ドイツ・レクイエム》とは
    作曲者:西原 稔
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  2. 第1部 《ドイツ・レクイエム》とブラームス
    作曲者:西原 稔
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  3. 第1章 《ドイツ・レクイエム》を聴く聴衆−近代市民社会の投影
    作曲者:西原 稔
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  4. 第2章 《ドイツ・レクイエム》の創作過程
    作曲者:西原 稔
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  5. 第3章 《ドイツ・レクイエム》のテキストと音楽
    作曲者:西原 稔
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  6. 第2部 《ドイツ・レクイエム》への道
    作曲者:西原 稔
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  7. 第1章 ブラームスをはぐくんだハンブルクの音楽文化
    作曲者:西原 稔
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  8. 第2章 民謡と人の声の思想
    作曲者:西原 稔
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  9. 第3章 《ドイツ・レクイエム》とリート
    作曲者:西原 稔
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  10. 第4章 ブラームスの古楽研究と宗教作品の創作−《ドイツ・レクイエム》の序奏
    作曲者:西原 稔
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  11. 第5章 ブラームスの器楽作品における古様式
    作曲者:西原 稔
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  12. 第1節 初期の対位法書法の作品とシューマンからの影響
    作曲者:西原 稔
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  13. 第2節 ヨアヒムとの対位法学習時代の器楽作品
    作曲者:西原 稔
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  14. 第3節 対位法学習の総括
    作曲者:西原 稔
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  15. 第3部 《ドイツ・レクイエム》の意味するもの
    作曲者:西原 稔
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  16. 第1章 《ドイツ・レクイエム》の初演と評価
    作曲者:西原 稔
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  17. 第2章 《ドイツ・レクイエム》のその後の演奏
    作曲者:西原 稔
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  18. 第3章 《ドイツ・レクイエム》後の創作
    作曲者:西原 稔
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  19. 第4章 《ドイツ・レクイエム》と19世紀後期の宗教音楽
    作曲者:西原 稔
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  20. 結語 ブラームスと《ドイツ・レクイエム》
    作曲者:西原 稔
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