
混声合唱
信長 貴富
混声合唱とピアノのための「静寂のスペクトラム」
パナムジカコード: | GZNBTMZ |
2,420円(税込) | |
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- 出版社 :カワイ出版
- 声部編成:SATB div.
- 伴奏 :ピアノ伴奏
- 言語1 :日本語
- 演奏時間:21'00"
- ページ数:84

大人気作曲家・信長貴富が自身の持つ創作意欲の限界に挑んだ作品。
中原中也賞とH氏賞をダブル受賞した新進気鋭の詩人・岡本啓。彼の描く、詩の読者が文字を読み進める視線の動きやスピードを意識した紙面・文字の配置・構成の成されたテキストを活かす音作りがされた「絶景ノ音」。コンクリート・ポエトリーと呼ばれる視覚性・空間性を追求し、象形詩や視覚詩、音声詩などの実験的な作品を多数残す新国誠一による絵画のような作品の世界をデザイン的な視点で作曲した「さくらとらくだ」。モダニズムを通過した先にある究極の現代詩として知られる北園克衛の衝撃作を、動作や“心の中での歌唱”などを取り込み視覚的に訴える「単調な空間」。そして今や合唱界では知らない人はいない和合亮一による、圧倒的で挑戦的な詩を勢いそのままに音楽化した「とてつもない秋」。作曲家の開く新たな境地を是非ご確認ください。
Combinir di Corista(指揮 松村努)によって委嘱され、2018年7月に初演されました。また、その後11月に札幌にて行われた全日本合唱コンクール全国大会においては「とてつもない秋」を自由曲として演奏し、文部科学大臣賞を受賞しました。