
混声合唱
新実 徳英
混声合唱とピアノのための「海を想う」(受注生産)
パナムジカコード: | GZNITHF |
2,068円(税込)※値引き対象外 | |
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- 出版社 :音楽之友社
- 作詞者 :川崎 洋
- 声部編成:SATB div.
- 伴奏 :ピアノ伴奏
- 言語1 :日本語
- 演奏時間:18'17"
- ページ数:50

川崎洋の詩集「海を想わないとき」からの5編をテキストとした混声合唱組曲です。海をこよなく愛するこのコンビによる合唱作品は、言われてみれば「やさしい魚」「海のディヴェルティメント」「海の記憶」とこれまですべて「海」がらみ、そして今回の「海を想う」につながるわけですが、これまでと違うのは詩人が亡くなってしまったということ。したがってこの曲は、亡き川崎洋へのオマージュという意味合いもあって作曲されました。曲は、すべての世代が歌いやすいようにと、いたって平易な書法で書かれていますが、バッハのゴールドベルク変奏曲を模した和音・バス進行をベースにした変奏曲形式によって全体の糸を紡ぐ、という仕掛けも施されているので、そんなことを意識して歌うとよりいっそうこの曲を楽しむことができるでしょう。舫の会(指揮 岸信介)によって委嘱され、2010年7月に初演されました。