新刊案内

パナムジカでは、“ソマティクス” から導いたユニークな声楽教本「うまく歌える『からだ』のつかいかた」の著者である川井弘子先生を講師にお招きして、声楽講座を開催いたします。この夏、新たに出版された「うまく歌える『からだ』のつかいかた 実践編」をテキストにして、そこに紹介されているレッスン例の動画を見ながら解説していただくほか、受講生の数人をモデルにして、「歌うからだ」とは何かを学ぶ実践的講座です。
歌うことを“からだ全体”の基礎から見直し、「音楽すること」「ソマから歌うこと」を理解しましょう。そして、「バランスのとれたラクな発声とは何か？」「どのように練習したらよいのか？」を学びます。
そして、最終的に、“努力しないで声が出ること” を目指した、合唱のための新しい声の出し方を一緒に学びましょう。
特に、歌う時からだが苦しい方、高音が出にくい方、息が続かない方、声が揺れて困るという方には、目からウロコの講座となるでしょう。

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学校教育の現場で急速に進むICT化によって電子黒板やパソコン、タブレット端末などを活用した授業のニーズが高まる中、新たに生み出された音楽教材です。
便利な再生機能によって練習の進度に合わせて、テンポを遅くしたり、難しい部分を繰り返し練習でき、生徒が主体となるパート別の音取り練習を徹底サポートします。専門家監修の発声法解説・実演動画も収録しているので、基礎的な発声の知識を動画で視覚的に分かりやすく学ぶことができるでしょう。
また、学校行事等で使える定番の混声合唱曲を各15曲収録しているので、早速授業・練習でもご使用いただけます。

■最低動作条件付属
DVD-ROMの動作環境（推奨）
OS ： Windows10 / Windows8.1 / Windows7
CPU ： Intel Celeron 2957U 1.40GHz以上推奨
メモリ (RAM) ： 2GB以上
ハードディスク空き容量 ： 1GB以上
画面解像度 ： 1,024×768ピクセル以上
その他 ： DVDドライブ（インストール時）、オーディオデバイス

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童謡詩人・金子みすゞの詩5編をテキストとした作品。
つい見過ごしてしまいがちな事象や小さな命へ奥深く優しいまなざしを向けたみすゞの詩に寄り添った優しい音楽が付けられており、歌う人・聴く人の心にすっと届くことでしょう。
小田原医師会合唱団(指揮 山田浩子)によって委嘱され、2018年9月に行われた同団の10回記念演奏会にて初演されました。

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「長岡の大花火」と「長岡空襲」を題材にし、オーバーラップさせながら進行するシアターピース作品「あの日の空の詩」(しままなぶ 詞・台本／信長貴富作曲)の初演の模様を収録したDVD。
演奏はもちろん、演出や照明なども見ることができるのでこれから演奏される合唱団にとって大いに参考となることでしょう。

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8声のハイ・レベルなアンサンブルを追求するために日本各地の歌い手により結成されたグループ、The Cygnus Vocal Octet(シグナス・ヴォーカル・オクテット)の2ndアルバムです。
宝塚国際室内合唱コンクールにて2年連続金賞受賞(2012〜2013年)、2016年にはの軽井沢国際合唱フェスティバルにゲスト出演するなどその活躍が注目されています。
今作では創立当初からレパートリーの軸であった北欧・バルト三国の合唱音楽の中から厳選された現代を代表するアカペラ作品が収録されています。

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いわずと知れたスタンダード・ナンバー。編曲は作曲家・合唱指揮者として活躍するルネ・クラウセンです。奇をてらったアレンジではなく、メロディを活かしたシンプルな編曲ですが、合唱を知り尽くしたクラウセンならではの充実したハーモニーが魅力的です。演奏会のアンコールや結婚式等での歌のプレゼントとしてもお勧めです。

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あのリズムを聞けば誰もが思い浮かべるクイーンの代表曲！1977年のリリースから40年以上が経ちますが今なお世界中で親しまれています。もちろんフットストンプやハンドクラップで、ズンズンチャ♪と鳴らしながら歌います。混声4部版・男声4部版をご用意しました。

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シンディー・ローパーのメジャーデビュー作にして、奇抜なMVが世界中で話題になった80年代のヒット曲。編曲はいたってシンプルです。ハンドクラップやヴォイスパーカッションなど、アドリブで入れてもよいでしょう。3パートの
女声コーラスで元気よく歌ってください。

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シンディー・ローパーの少し切ないラヴ・ソング。1984年リリース、全米チャートで1位を獲得し、その後も多くの歌手にカバーされた彼女の代表作のひとつです。混声4部版・女声3部版がございます。女声3部版はアルトパー
トが全体的に低めなので、男声が歌うことも可能でしょう。

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「うた」を愛するすべての人に〜というキャッチフレーズのもと、「合唱」「オペラ」「声楽」の愛好者をターゲットにした雑誌「ハンナ」の最新号が発売されました。「合唱」に関連する情報もますます充実！
バックナンバーもあわせてお求めください。

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林光は、自身が作曲する「うた」を「歌曲」ではなく「ソング」と呼びました。
作曲者の言葉によれば、「ソングとは、玄人であろうが、素人であろうが相手を選ばないしたたかなウタ」とのことなのだそうですが、誰もがすぐに覚えられるようなシンプルなメロディーの中に、社会風刺や、平和への祈りなどのメッセージが込められているこれらの「ソング」は、合唱界のみならず、演劇界や歌声運動の世界などでも幅広いファンを持っています。

このソング・ブックには、1979年から2008年の間に作曲されたり、混声合唱に編曲された「ソング」を5曲収録しています。
様々な時代背景のもと書かれたこれらの作品ですが、どの作品からも作曲者が長年大切にしてきたものを感じることができるでしょう。
それぞれ独立した作品なので、単独での演奏ももちろん可能ですし、演奏順や組み合わせ方など自由に創意工夫して演奏ください。

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夕暮をうたった谷川俊太郎の4篇の詩をテキストとした歌曲を、日本合唱協会の委嘱を受けて混声合唱に編曲した作品です。
同じ夕暮でも、雄大さや静けさ、神秘さ、哀愁といったそれぞれ違った趣が感じられることでしょう。
日本合唱協会によって委嘱され、1970年10月に行われた同協会の20回定期演奏会にて初演されました。(指揮 若杉弘)

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新川和江の詩集『ひきわり麦抄』からの3篇をテキストとした混声合唱曲です。
“詩を書くことについての詩”というテーマを気に入って作曲をしたとのこと。
「安っぽい抒情詩が合唱音楽の世界に氾濫しているときに、その動向に逆らって書くのはまことに快感」という作曲家の言葉からも分かる通り、楽しみながら作品と向き合っていた様子が感じ取れます。
歌のあつまり「風」(指揮 印牧真一郎)によって委嘱され、2003年12月に初演されました。

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作曲家・上田益が主宰し、自然災害や戦災で傷ついた地域を中心に全国に広がる「レクイエム・プロジェクト」から生まれた作品の一つです。
東日本大震災の被害を受けた岩手県の野田村から生まれた『三陸鉄道が行く〜小さな村の物語〜』の続編としてつくられており、その詩と言葉やつけられた曲には、前作よりもより豊かで深い“いのち”と“ふるさと”への思いが込められています。
児童合唱や男声が加わっても演奏が可能とのことなので、ぜひ多くの皆さんで声を合わせて演奏ください。
2018年8月に開催されたレクイエム・プロジェクト仙台2018にて全曲初演されました。 (指揮 工藤欣三郎)

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長田弘の詩をテキストにした4人の作曲家による連作組曲です。
1人の詩人の言葉を4人の作曲家が描き出し展開(ディベロップメント)するという意味でこのタイトルが付けられています。
前の作品が完成してから次の曲を作曲する、というリレー形式で書かれており、それぞれの作曲者の個性と組曲としてのつながりのどちらも楽しめる作品となっており、出版にあたっても、組曲全曲版のほか、それぞれの曲がピース譜として用意されました。
合唱団わをん(指揮 三好草平)によって委嘱され、2017年4月に全曲初演されました。
　
なお組曲版につきましては、受注生産商品となっておりますため、お届けまでに3週間ほどかかりますことを予めご了承ください。

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『四つのディベロップメント』の1曲目にあたるこの作品では、「平和って何？」といった答えのない、しかし根源的で深遠な疑問を猫のボブの気持ちになって問いかける詩がテキストとなっています。
「にゃ〜」という猫の鳴き真似が随所に出るかわいらしい面とJazzyな雰囲気も漂う大人っぽい面を融合させ、シリアスな詩をお洒落に表現した一曲です。

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混声合唱組曲『四つのディベロップメント』の2曲目にあたる作品です。
「文明とは何だ。」という疑問を投げかける詩を選ぶことで、1曲目のテーマを引き継いだ上で、さらに3曲目へとバトンを繋いでいくような楽曲構成がされています。
爽やかな前奏から始まり、ノリノリのリズムの中でハーモニーと場面が目まぐるしく展開し、軽快に駆け抜けていきます。曲中に度々現れる「青」という言葉に全て異なった和音をつけたという作曲家のこだわりも感じながら、それぞれの「青」の瞬間で生まれるハーモニー・色彩をお楽しみください。

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混声合唱組曲『四つのディベロップメント』の3曲目にあたる作品です。
1曲目、2曲目で問いかけられる「平和」と「文明」に対する根源的な問いかけに対して、「生の自由は存在である」という“すべてのものへの肯定”を温かい眼差しで謳った詩をテキストに作曲されています。
疾走感のあった2曲目とは対照的に静かな音楽から始まり、その後疾走感のある中間部を通過しながら、終曲へ向かって音楽が進行していきます。

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混声合唱組曲『四つのディベロップメント』の終曲を飾る作品です。
この連作組曲の旗振り役ともなった田中達也が、これまでの3曲のテーマ・音楽を受けて、それらをまとめるような大きくゆったりとした、そしてすべてをやさしく包み込むようなイメージで作曲しています。
3曲の断片もそれぞれ巧妙に織り込まれてつつ、作曲家がこの詩を選ぶ上で大きな要因となった一節『終わりがわたしたちの　世界の一日が、明日はじまるところ』の盛り上がりへと繋がっていきます。

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これまで様々な祈りの音楽を生んできた鈴木憲夫による現代の「Ave Maria」。
ラテン語の典礼文に加え、作曲家が写真展で出会った一枚の絵から着想を得た日本語詩が添えられています。
女声版として2005年に作曲され、その後この混声版が作られました。

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古くから歌い継がれる日本の唱歌・名歌を四季の順でメドレーにした編曲作品集です。
奥深さやあたたかさを持った、どんな時でもそっと寄り添ってくれる名曲たちに、『新鮮で美しく、楽しく』をモットーに新たな息吹をもたらすことを目指して編曲されています。
日本の美しい四季とそれを歌った美しい歌をこれからも歌い継いでいってほしいという願いを持って子どもたちのために書かれた作品ですが、もちろん年齢を問わずどの合唱団でもお楽しみいただけるでしょう。それぞれの“四季の旅”を楽しんでください。
渋谷区少年少女合唱団 (指揮 掛江みどり) によって委嘱され、2015年11月に編曲者本人の伴奏で初演されました。

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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」主題歌の合唱版が待望の出版です。
ドラマのあらすじや、失敗を恐れずに七転び八起きで駆け抜けるヒロインの姿をイメージして星野源が詩を書き下ろしました。心躍るメロディーに物語とリンクさせるアイデア満載な曲となっています。
混声3部・女声3部・女声2部とお好きな編成でお楽しみください♪
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌として宇多田ヒカルが書き下ろした楽曲です。
あたたかくもどこか切ない旋律は映画の世界観にも沿った曲となっています。
混声合唱の豊かな響きに乗せてお歌いください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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Little Glee Monsterが歌う2018「コカ・コーラ」イメージソング。
ウキウキするハーモニー、思わず口ずさみたくなるようなポップなメロディーが魅力的で、これを聴けば爽やかで晴れやかな気持ちになること間違いありません。女声3部合唱でパワフルなハーモニーをお聴かせください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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アメリカの作編曲家・合唱指揮者であるライアン T・マーフィーの作品をご紹介します。マーフィーは、1971年コネチカット州生まれ、ピアノやオルガン演奏、合唱指揮・教育学など音楽を広く学んだ後、ボストン大学において合唱指導の博士号を取得しました。彼はまた、170年以上の伝統を持ち、米国大統領就任式典やソルトレーク五輪での演奏なども担った「モルモン・タバナクル合唱団」の指導者としても著名です。
日本でその楽曲が演奏される機会はまだ多くありませんが、複数の出版社から作品が出版され、米国をはじめ諸国で演奏されているという注目の人物です。この機会にぜひ合唱団のレパートリーに加えてください。

「A Lullaby」は、19世紀米国の作家/詩人、ユージン・フィールドの詩による作品です。星の輝く静かな、穏やかな夜、優しく子守唄を口ずさむひとりの母親の姿が描かれますが、それは亡くなった愛する我が子に捧げる子守唄でした。
曲は、詩の形式に従って、揺りかごを思わせる3拍子のメロディが変奏を伴いながら繰り返される3部構成となっています。ユニゾンによるメロディ主体で歌われる1番・2番の穏やかな美しさの後、我が子の死を受け入れる3番では、心が張り裂けそうなドラマティックな展開を迎え、それでも希望が悲しみを乗り越えることを信じて終結します。
マーフィーは楽曲解説の中で、この曲の初演数週間前に、生まれ故郷のコネチカット州で発生した「サンディフック小学校銃乱射事件」について言及しています。その犠牲者に思いを寄せ、「私たちの歌や子守唄が、今生きている人と、亡くなった人たちの架け橋となるのではないか」と語っています。
オプションとして弦楽アンサンブルを伴い演奏することも可能です。
（弦楽アンサンブルの楽譜は別途お問い合わせください）

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「全地のすみずみに至るまでいざほめ歌え！」という力強い賛美歌です。躍動感ある7/8拍子のリズムが特徴的で、繰り返し現れる主題のメロディは多くの人の耳に残ることでしょう。コンサート向けの楽曲として、他のマーフィー作品とあわせて演奏してもよいですし、パワーあふれる大人数での合同演奏の幕開け、あるいはアンコールに置いても感動的ではないでしょうか。
なお、オーケストラ伴奏版での演奏を希望される場合は別途お問い合わせください。

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アメリカ伝承歌の編曲作品です。きらめく様なピアノ伴奏にのせて歌われる伸びやかなメロディが魅力的で、爽やかな印象の編曲に仕上がっています。合唱祭などで単曲で披露してもよいですし、たとえばラターやチルコット等のアンセムと並べて演奏会のステージを構成するのも素敵でしょう。オーケストラ版のレンタル楽譜についてはお問い合わせください。

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中学校で重要な行事として古くから君臨している「合唱コンクール」ですが、多くの担任の先生にとっては悩みの種ともなっていることも事実です。
本書では、合唱部顧問を務めた17年間のうち、全日本合唱コンクール全国大会に11回、NHK全国学校音楽コンクール全国コンクールに4回出場の実績を持つ「合唱のスペシャリスト」が、そんな担任の先生を協力にサポートします。
生徒たちの心を揺さぶるのは、根性論や精神論よりほんのちょっとの豆知識と、ここぞという担任の出番を見極めること！と著者は言い切ります。
生徒たちの一番近くにいて、生徒たちが一番心寄り添わせている学級担任にしかできない合唱コンクール指導のすべてがつまっています。

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東日本大震災の被災者への想いを歌にした女声合唱作品。
委嘱団体のメンバーから詩、散文、手記などの形で寄せられたものを作曲者がテキストに構成しました。
いろいろな意味での”直接的な言葉”は使わずに、旅を語るという客観性を持たせた物語となっていて、そこにのびやかなでやさしいメロディーがつけられています。
岡山県で活動する2つの女声合唱団コール・ファミーユとCoro Piaceによって委嘱され、2017年12月に開催されたジョイントコンサートにて作曲者自身の伴奏で初演されました。(指揮 大森友美子)

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この作品は、2017年に作曲された混声合唱アルバム『天使、まだ手探りしている』の終曲を単曲の男声合唱曲としたものです。
男声合唱版の作曲に当たっては、前奏の書き換えが行われたほか、男声合唱の音域や倍音がよく鳴る和音配置を考慮し、旋律や和声などの変更が行われています。
快活な旋律ラインとオーソドックスな和声が繰り返されるわかりやすさと、詩と曲が相まった、爽やかさを極める作品として、多くの男声合唱に愛唱されることでしょう。
男声合唱版は、Amphis Chor (指揮 及川剛)によって委嘱され、2018年8月に初演されました。

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昭和から平成初期の歌謡曲、ポップスのヒット曲の合唱編曲をピース楽譜で出版するシリーズの最新刊です。
今回は1981年に発売された松山千春の大ヒット作品をアレンジしています。彼の楽曲の中では異色のロック風に熱く歌われた愛の歌が、ボサノヴァのリズムに乗ってささやくように歌われる爽やかな音楽へと生まれ変わりました。

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2019年に創業300周年を迎えるドイツのブライトコプフ・ウント・ヘルテル社(以下ブライトコプフ社)は、現存する世界最古の楽譜出版社と言われています。
そのブライトコプフ社が長い歴史の中で出版してきた膨大な数に及ぶ合唱作品を、小品を中心に厳選し、ジャンルやテーマで分類して全10巻にまとめようというものが、「合唱ライブラリー・シリーズ」です。
既に「男声合唱編」(KM1603A)「女声・児童合唱編」が各1巻ずつ発売されていますが、この度「混声合唱・世俗曲編１」が発売となりました。
全3巻となる混声・世俗曲編から、この第1巻では「愛」「自然」「四季」などテーマ別に分類した無伴奏曲130曲が収録されています。
ドイツロマン派の作品を中心に構成されていますが、エイノユハニ・ラウタヴァーラなどドイツ国外の作曲家や、ジークフリート・テュイール、ハンス・アイスラーなど近現代の作曲家の作品も並びます。巨匠の有名作品だけでなく、知名度が高くない良作の紹介という面も意図されており、合唱団・指揮者のレパートリー拡充に、文字通り「ライブラリー」として役立つことでしょう。
なお、「混声合唱・世俗曲編」の第2・第3巻は今秋、そしてシリーズの大半を占める「混声合唱・宗教曲編」全5巻は2019年の発売となります。ブライトコプフ社が世界最古の誇りをかけて世に送り出す「合唱ライブラリー・シリーズ」。続巻の発売を乞うご期待！

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パナムジカ出版最新刊は、なかにしあかね作曲による「大切なあなた」に贈る心あたたまる2作品です。
ともに義兄である声楽家、合唱指揮者・辻秀幸氏の還暦をお祝いするコンサートでの演奏のために書かれました。

「あなたがいるから」は、合唱指導や舞台俳優としても活躍する現代歌人・栗原寛の詩をテキストとした女声3部合唱曲です。
詩の繊細な優しさを生かしつつ、音楽はあふれる喜びとともにせつなさも表現しています。一度聴いたら忘れられない、思わず口ずさみたくなるようなそのメロディーも魅力的です。
普段思っていてもなかなか口に出しては言えないような気持ちを、あなたの大切な「あなた」にこの曲で伝えてみませんか。女声合唱の新定番としておすすめです。

【初演データ】
委嘱：河本 充代
初演：2018年9月2日
　　　ミューザ川崎シンフォニーホール
《〜秀でた幸せをご一緒に〜還暦祭り》
指揮：辻 秀幸
ピアノ：河本 充代
合唱：ラ・カンパネラ

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「おめでとう あなたに」は、作曲者自らが詩も合わせて書き下ろした混声四部合唱曲です。
「様々な祝いの場で歌うことができ、メンバー全員が口々に祝意を歌いながら一体化できるような作品を目指した」と作曲者が言うとおり、喜びと精彩に富んだ詩は、どんな世代の歌い手にも共感ができ、心をひとつに歌うことができることでしょう。6/8拍子のゆったりと流れるような音楽も、祝う心をおおらかに包み込み、すべての人の気持ちを幸せにしていきます。
初演は340人もの大人数で歌われましたが、声部の分割がないので、どんな規模の合唱団でも演奏することができます。愛唱曲やアンコールピースとしてあなたの合唱団のレパートリーに、ぜひ加えていただきたい1曲です。

【初演データ】
委嘱：辻秀幸還暦祭り実行委員会
初演：2018年9月2日
　　　ミューザ川崎シンフォニーホール
《〜秀でた幸せをご一緒に〜還暦祭り》
指揮：辻 裕久
ピアノ：なかにし あかね
合唱：参加者合同

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映画やドラマ、ゲームなどの音楽を手掛ける他、『題名のない音楽会』やミュージカル音楽なども担当するなど幅広いフィールドで活躍している山下康介が、谷川俊太郎の詩に作曲した混声合唱作品です。
映画・放送音楽を本格的に修学していた作曲家らしい、美しく、そして力強くドラマティックに進行する合唱とピアノ伴奏が魅力的です。
東京学芸大学混声合唱団、一橋大学津田塾大学合唱団ユマニテ、東京大学法学部緑会合唱団によって委嘱され、2014年6月に行われた同3団体によるジョイントコンサートにて初演されました。(指揮 小林雄大)

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谷川俊太郎の詩集「小さなかがやき」から選んだ5つの詩をテキストとした混声合唱組曲です。
詩人が自分の内なる子どもを通して世界にむけて綴った言葉に、爽やかな音と軽やかで柔らかなピアノ伴奏がつけられ、躍動感や軽妙さを感じられる作品となっています。
上智大学混声合唱団アマデウスコールと一橋大学津田塾大学合唱団ユマニテによって委嘱され、2016年6月に行われた両団によるジョイントコンサートにて初演されました。(指揮 小林雄大)

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東京藝術大学を首席で卒業後、多くの作曲コンクールで華々しい成績を残している西田直嗣が萩原朔太郎の詩に音をつけた混声合唱作品です。
収録されている5曲は別々の機会に様々な背景のもとで生まれた作品ですが、生き物たちの視線に立って世界を見ていた詩人の心象を表現しているという一貫したテーマを持っていることから組曲として出版されました。
複雑なリズムと生き物たちへの変身を楽しみながら作品のおもしろさを表現してください。
全曲初演は群馬おきりこみ合唱団によって2016年に行われました。

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映画「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか？〜」エンディングテーマ曲。
Little Glee Monsterが映画のために書き下ろした甘酸っぱい恋愛ソングを女声3部にアレンジしています。かわいらしい曲調に奏でる優しいハーモニーを甘く切なくお歌いください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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第96回全国高校サッカー選手権大会応援歌が合唱譜になりました。
涙のロッカールームの世界観が表現したこの曲は、流した涙がいつか勲章に変わるという、人生の応援歌になっています。Little Glee Monsterのパワフルかつ綺麗なハーモニーを女声3部にアレンジしています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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この冬の来日公演が決定し、今や世界的な人気を誇るヴォーカルアンサンブルグループ、"Voces 8"のレパートリーをまとめた曲集が新たに発売されました。
好評発売中の「Voces 8 A Cappella Songbook 1」(KG2505)に続くこの第2巻では、馴染みの深い「ダニーボーイ」や、日本の「江戸の子守唄」含む世界各地の民謡、Voces8の人気レパートリー"Underneath The Stars"といったポピュラーソングなど、全8曲が収録されています。Voces8スタイルを倣って8人のアンサンブルで歌うもよし、合唱団で歌うもよしの1冊です。
弊社主催、12月12日のワークショップならびに12月14日のコンサートのチケットも合わせてお求めください！

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今年2018年が結成50周年のアニヴァーサリー・イヤーとなるキングス・シンガーズ。その記念すべきシーズンを"GOLD"と名づけ、CDのリリースや世界ツアーなど、半世紀の歴史を振り返るとともに、一層精力的な活動を展開し世界中のファンを魅了しています。
ここにご紹介するのはその"GOLD"ラインナップとして発売された2冊の楽譜集です。

"The Art of The King's Singers"は広範に及ぶキングス・シンガーズのレパートリーより、ルネサンス・ロマン派の作品を集めた1冊です。定番の名曲はもちろんですが、キングス・シンガーズのレパートリーとして6声で歌える曲が多く含まれています。アンサンブルグループや少人数の合唱団のレパートリーとしてお勧めの1冊です。

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キングス・シンガーズ結成50周年を祝したプロジェクト・"GOLD"の名を冠した楽譜集です。
こちらはクラシカルな楽曲ではなく、世界の民謡やポップスなど、キングス・シンガーズのもうひとつの白眉といえるレパートリーが集められています。メンバーは変われども、軽妙洒脱なこれらの編曲が彼らの持ち歌として世界各地の聴衆を沸かせてきました。
ボブ・チルコットや、ビル・アイヴス、サイモン・キャリントンといった、かつてのメンバーによる編曲も多数収録されていますが、その誰もが合唱界の重鎮として活躍していることに、このグループの輝かしい歴史を感じさせます。
世間に広く知られた楽曲が多く、歌い手も聴き手も楽しめる曲集です。合唱団・アンサンブルの愛唱曲集としてじっくり取り組んではいかがでしょうか。

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