新刊案内

日本古謡の「越天楽今様」と「さくら」を素材とした土田豊貴による無伴奏女声合唱作品「日本古謡による2つのタブロー」がリニューアル出版となりました。
この作品は、レガーロ東京(指揮 古橋富士雄)によって委嘱、「さくら」は、2012年、同団のフランス公演にて初演。その後「越天楽今様」が編曲され、2013年の釜山国際合唱コンクールにおいて「日本古謡による２つのタブロー」として初演されました。（エスニック部門・第一位）
高さの異なる音を一度に鳴らす笙（しょう）のように、豊かな声が重なり合って響く様は、まるで天の声のように美しく幻想的です。決して難易度は低くありませんが、大人数、少人数のどちらでも十分な演奏効果が期待できます。また「越天楽今様」「さくら」をそれぞれ単独で演奏することも可能です。コンクールの自由曲や演奏会はもちろん、国際交流の場などにもおすすめです。

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11月23日に京都で行われた全日本合唱コンクール全国大会大学ユース部門でも1位金賞(文部科学大臣賞)を受賞。絶大な人気と輝かしい実績を誇る都留文科大学合唱団のコンクールでの演奏を収録したCDが発売されました。
数多くの名演が並ぶ中、編集者が特にオススメしたいのが佐藤賢太郎作曲「Agnus Dei」！2010年兵庫での全国大会の演奏で、その美しさに聴き惚れた感動が蘇ります。
また、演奏会にて披露された信長貴富「ぼくの村は戦場だった」も全曲収録。コンクール自由曲や演奏会の候補としてお考えの団体にとってもありがたい音源となっています。

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シュルレアリスムの中心人物・西脇順三郎の代表詩集をテキストとした作品。
ギリシャ・ローマ神話の世界に想いを馳せ、読み手を現実との境界に迷い込ませるような美しく魅惑的な詩が、作曲家によって丁寧に読み解かれ、さらに幻想的な世界が構築されています。難易度も中〜上級と歌いごたえ充分です。
武庫川女子大学附属高等学校コーラス部(指揮 岡本尚子)によって委嘱され、2019年2月に全曲初演されました。同校コーラス部によるレコーディングや欧州演奏ツアーなどによってすでに世界各地で話題となっています。

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千葉県立船橋高等学校合唱部のNHK全国学校音楽コンクールの自由曲としてそれぞれ作曲された3曲から成る組曲。いずれもアクロバティックに展開する、難易度の高い作品たちで構成されています。
曲数、曲順の組み換え、また省略などを行って短縮版で演奏も可能で、それらを組み合わせて演奏する“編集力”も問われます。合唱団・指揮者ごとに工夫して楽曲の魅力を引き出してください。
2019年8月に行われた森山至貴個展にて、Coro Ponte(指揮 吉田宏)によって全曲初演されました。

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映画「走れ！T校バスケット部」の主題歌にもなったGReeeeNの楽曲が混声3部合唱で登場です。
卒業式などの大切な仲間との別れの時に聴きたい・歌いたい一曲となっています。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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1992年にリリースされ、その後ダブルミリオンも記録した米米CLUBの代表曲。
キャッチーなメロディーやおしゃれなハーモニー、思わず手拍子を入れたくなるようなノリの良い曲調など、魅力たっぷりの原曲が今回混声4部合唱にアレンジされました。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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1980年にリリース、その後忌野清志郎と共に歌った音源が2006年に発表され、さらに話題となりました。
人気作曲家・松本望による華麗なアレンジでお楽しみください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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パナムジカでは初紹介となる作曲家、マシュー・ピーターソンの混声合唱作品をご紹介します。マシュー・ピーターソンは、1984年生まれ、アメリカ出身で現在はスウェーデンを拠点に活動しています。S-D・サンドストレムに師事した経歴を持ち、合唱曲のみならずオーケストラやオペラなど多岐にわたる作品が国際的に演奏されている注目の作曲家です。新しいレパートリーをお探しの方におすすめします。
まずは、独特のリズムと立体的な音響効果が面白い6声の無伴奏混声合唱曲、Cantate Domino。空間を走り抜けるような音の姿が輝かしいテキストを表現します。6分程度の作品なので各種コンクールの自由曲のひとつとしても選曲できるでしょう。

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繊細なハーモニーが織りなす、厳粛な無伴奏合唱曲。男声と女声が静かに歌い交わす"Adoramus te"と、キリストの贖罪を思い高ぶる心の対比が印象的です。4分30秒程度の楽曲。コンクールやコンサートでの1曲におすすめします。

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8声を基本とした無伴奏合唱曲で、随所にみられる単音から花開くように展開する和声が印象的です。女声合唱と男声合唱、混声合唱が交互に現れます。拍子記号を表記せず、小節線も点線で表記されるなど、旋律やハーモニーの持つエネルギーを活かした音楽となっています。
求められる音域や表現力など、技術的には決して易しくはありませんが、北欧の合唱作品が好きな方にはぜひおすすめしたい楽曲です。

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敬虔なクリスチャンである松下耕が書いた宗教曲の中でも人気の高い「Ave Maria for youth choir」、既刊の混声版、男声版に加え、待望の女声版がついに出版となりました。
この女声版は、関西を中心に活躍される合唱指揮者山口英樹氏とコーロ・レガーロによって委嘱されました。冒頭ゆったりと奏でられるアルカデルトの有名な旋律から一転、ラテン音楽のリズムにのったこのアヴェマリアは、歌い手も聴き手も思わず体を動かしたくなるような心弾む音楽です。「襟を正してまじめに歌わなくてはいけない…」という宗教曲のイメージを覆し、若い世代に神様やマリア様をもっと身近に感じてもらいたい、と作曲されました。宗教曲に初めて取り組む若い合唱団のみならず、慣れ親しんだベテラン合唱団まで、すべての世代に楽しんで歌っていただける作品です。
なお、この曲は来年1月19日（日）に開催されるPRAY FROM KOBEメインコンサート（於：神戸文化ホール大ホール）において、公募合唱団による再演が予定されています。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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『ごんぎつね』や『手袋を買いに』などの童謡の作者でもあるた新美南吉が22歳の頃に書き上げた詩をテキストとした混声合唱曲。
自らの進路や人間関係で苦悩していた彼と、今回委嘱をした若い大学生たちを重ね合わせた信長貴富が、自己を投影しつつもその詩に込められたものを表現しようとした単一楽章の作品です。
関西学生混声合唱連盟の第50回定期演奏会を記念して委嘱され、2019年5月に初演されました。(指揮 雨森文也)

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中学生用のクラス合唱曲を書きたいという作曲者の要望からできあがった混声合唱組曲。
はじめは混声3部合唱で書かれていましたが、幅広い世代の方々に歌ってほしいという願いから、この度すべて混声4部合唱に書き直されました。バスパートが加わったことで、ハーモニーの厚みが増し、歌い手にも聞き手にも大きな充実感を与える楽曲となっています。
作曲者の確かな技術による取り組みやすい難易度と谷川俊太郎による親しみやすい詩の内容から、中学生や高校生のコンクールレパートリーとしてもオススメです。
町田市民合唱団(指揮 清水敬一)によって委嘱され、2019年12月に初演されました。

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「日本テレビ系ラグビー2019」イメージソングにもなった、人気アイドルグループ・嵐の通算57枚目のシングル。
嵐としては珍しく、男っぽさや雄々しさが前面に押し出されたメロディーと歌詞、爽快感がほとばしるサビが印象的な一曲です。力強く歌い上げて場を盛り上げてください。
※こちらの作品にはCDはついておりません。

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ドラマ『花より男子』主題歌にも用いられた、人気アイドルグループ・嵐の15枚目のシングル。
クリスマスにぴったりな楽曲で、これから選曲に入ろうという団体にも是非注目していただきたい作品です。
※こちらの作品にはCDはついておりません。

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世界中で愛されるミュージカル「アニー」の代表曲の1つ。
どんなときも夢と希望を忘れない少女が、明日に思いを馳せて幸せを望む強い気持ちを歌う感動的な一曲です。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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1979年生まれのイギリスの作曲家、デイヴィッド・ベッドナルによる3人の詩人の詩につけられた「3つの愛の歌」。いずれも3〜4分程度の無伴奏混声合唱曲です。
初めて落ちた恋への激しい感情を情熱的に歌う第1曲"First Love"、イェーツの二つの詩につけられた甘美な音楽が魅力的な第2曲、そしてやや感傷的な追憶を伴う第3曲"Then and Now"と「愛」にまつわる異なったテーマの3曲から構成されています。短めの曲が並んでいますので、コンクールの自由曲のひとつとしても選曲できるでしょう。

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イギリスの女流詩人エリザベス・バレット・ブラウニングのロマンティックなソネットにつけられたア・カペラ混声合唱曲。ゆったりとした浮遊感のある音楽と甘美なメロディが魅力的な3分程度の小品です。ローベースにやや低い音（Low E-D）が求められる箇所がありますが、8人程度の小アンサンブルで演奏しても映える楽曲ではないでしょうか。
作曲者のポール・スパイサーはフィンジ・シンガーズなどの指揮者としても有名です。

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ヨハネの黙示録21章の一部をテキストとした無伴奏混声合唱曲。新天新地を目のあたりにした畏れや喜びが描かれた3分少々の短い作品です。冒頭の印象的な女声合唱、バリトンソロが導く中間部や、「全てのものを新しくする」という力強いエンディングなど、短い楽曲の中に様々な聴きどころが散りばめられています。
作曲者のギャレス・トレシダーは、テノール歌手としてモンテベルディ合唱団やBBC Singersなど数々の著名な合唱団と共演する傍ら、宗教作品を中心に作曲活動も行っています。

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「よき友とともに」は、室生犀星による5篇の詩をテキストとした北川昇の無伴奏混声合唱組曲です。「ふるさとは遠きにありて思ふもの　そして悲しくうたふもの」というフレーズが有名な犀星ですが、抒情的な詩を作風とする中で、特に「心」や「情」にスポットをあてた詩が選ばれています。

音楽は、折り重なるハーモニーで情感豊かに歌い上げられ、聴くものと歌うものの「心」に優しくしみ込んでいきます。日々の生活の中でそれぞれが悩み苦しんだり、思い考えたり、これからの未来に思いをはせるなど、あなた自身の「心」をこの歌を通して見つめなおすことができるかもしれません。

年齢を問わず、様々な合唱団におすすめの作品です。著者がこの歌に込めた「心」を感じ取って、聴く人の「心」に響かせてみませんか。

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宮崎県で数学の教員をしつつ詩作を続けた金丸桝一による長大な詩に、信長貴富が曲を付けた作品。
「作曲人生の重要な場面でいつか手がけてみたいと願っていた詩が『そうそうと花は燃えよ』だった」と作曲家本人も語る意欲作となっています。
この世に生きて存在する意味を問い、喜びや悲しみを歌い続ける強い決意を持った壮大な楽曲で、コンサートはもちろんコンクールなどの場面でも今後人気の作品となるでしょう。自由曲での演奏を希望する団体のために省略版も掲載されています。
女声合唱団フィオーリによって委嘱、2019年6月に行われた信長貴富個展にて初演され、大きな話題を呼んでいました。また、全日本合唱コンクール全国大会同声合唱の部においても同団によって自由曲として演奏される予定となっております。
当日は会場のパナムジカブースでも販売いたしますので是非お立ち寄りください♪

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多くの人に愛される国民的アニメ「サザエさん」。その中で流れた歌やBGMをメドレー形式に構成した一冊です。
そのまま演奏するもよし、打楽器や手拍子、足踏み、あるいは他の楽器を加えるもよし、団体によって自由な発想で観客を“サザエさんワールド”へ惹きこんでください。
演奏時間も全体で7分ほどですので、合唱祭などの場面でもご活用いただけるでしょう。
編曲者が指導する混声合唱隊Neo-TOKYOとピーターパンにより委嘱、2019年11月10日に初演されました。

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立原道造の3篇の詩をテキストとした作品。
曲の長さや難易度等、ア・カペラ作品にあまり馴染みがなかった団体にとっても歌いやすい作品となっています。多くの団体に挑戦していただけるでしょう。
各曲は2016年6月から7月にかけて作曲され、小林秀雄自身が音楽監督を務めていた団体、女声合唱団「コールヒデ」によって2019年11月9日に初演されました。(指揮 安蒜砂智子)

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1998年に発売された、KinKi Kidsが歌うクリスマスの定番ソング。
童話「シンデレラ」を題材にしたロマンティックな一曲が混声3部合唱にアレンジされています。
※こちらの作品にはCDはついておりません。

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アニメ「忍たま乱太郎」のオープニングテーマ曲。
光GENJIに始まり、その後も様々なジャニーズグループによって歌い継がれている人気曲を女性2部でお楽しみください。
※こちらの作品にはCDはついておりません。

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2016年に女声版が出版されて以来、コンサートレパートリーやコンクールの自由曲などとしても人気の作品が、この度混声版になって登場！
金子みすゞのテキストを題材に、これまで石若雅弥が作曲してきた合唱作品や独唱作品が、それらの作風は崩さずに無伴奏合唱作品としてまとめられています。
カワイ出版の合唱曲集「こだまでしょうか」や歌曲集「すてきなひとりぼっち」に収録されている同曲のピアノ版伴奏譜を使った伴奏付きでの演奏も可能で、また違った雰囲気を楽しめるでしょう。
Chor Meise(指揮 前原克彦)によって委嘱され、2019年11月10日のコンサートで初演されます。

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イギリスロマン派詩を元になかにしあかね自身がオリジナルのテキストを書き上げ、そこに曲を付けた作品。
テキストの構成が音楽の構成と密接に関わっており、全編を通して小鳥や虫、生き物たちの様子が人や季節の移ろいとともに軽やかに描かれています。それぞれの命の季節を表現してください。
女声合唱団「調」(指揮 岸信介)によって委嘱され、2019年4月に初演されました。

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昭和から平成初期の歌謡曲、ポップスのヒット曲の合唱編曲をピース楽譜で出版するシリーズの最新刊。
今回は1975年の太田裕美の最大のヒット曲を混声合唱にアレンジ。シンプルな原曲を損ねないよう、部分的にカノン風にしたり、テンポや強弱でメリハリをつけ、また最後に転調をさせるなど変化をつけ、飽きのこない作風に仕上がっています。

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道徳や国語の教科書にも掲載されている、浜田広介原作の児童文学『泣いた赤おに』を音楽劇用に歌いやすい二部合唱にした作品。
おにたちとだけでなく人間たちとも仲良くしたい赤おにと、それを助けたい青おに、そしてまわりの人間たちとの関係を描いた心温まるストーリーを6つの楽曲で再現しています。
ただ単に歌うだけでなく、セリフや朗読を入れることで、各学校や合唱団の個性溢れる魅力的なステージを作り出せるでしょう。

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北原白秋が残した多くの童謡。その優れた作品たちの中から4曲を選び、人気の作・編曲家の田中達也がアレンジを施しました。
白秋の温かくユーモラスな世界をお楽しみください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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イギリスの少年たちの中からオーディションにより選抜・結成された、ボーイ・ソプラノによるユニット『リベラ』。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」のCMソングや、ドラマの主題歌に使用された彼らの代表曲を混声合唱、女声合唱でそれぞれご堪能ください。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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リベラの代表曲のひとつが混声合唱になって登場です。
NHKドラマの主題歌や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」、パナソニックVIERAといったCMなどでも度々起用され、話題となった美しく壮大な1曲です。
参考演奏・パート別演奏・ピアノ伴奏を収録したCD付。

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ブージー＆ホークス社　現代合唱作品シリーズより無伴奏混声合唱作品を5タイトルご紹介します。日本ではまだ演奏機会の少ない作曲家の作品も含まれています。コンサートやコンクールの新しいレパートリーをお探しの方におすすめします。これらの楽曲のハイライトを収録したCDを現在無料で配布しておりますのでご活用ください。（パナムジカコード：PA0017E）
まずは、"Mass in Blue"などジャズテイストを盛り込んだ合唱曲が特に人気のイギリスの作曲家、ウィル・トッドによる無伴奏合唱曲。本作ではジャズやポピュラーミュージックの要素は見られませんが、美しいテキストを映し出すような重厚でリッチなハーモニーが魅力的です。演奏時間は7分程度。コンサートでの1曲としてお勧めします。

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同じく、ウィル・トッドの無伴奏混声合唱曲。イギリスのダラム・スクール設立600年を祝し2014年に委嘱されました。トッド自身が書き下ろしたテキストは天国における救済や癒し、再生を題材としており、その内容にぴったりの穏やかで美しいメロディとハーモニーが与えられています。自在なアンサンブルで表情豊かに楽しんでいただきたい1曲です。コンサートでの演奏にも、各種コンクールの自由曲としてもよいでしょう。

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「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」や「ストラスクライドのモテット集」など、多くの合唱曲がイギリス内外で演奏されているジェームズ・マクミランの無伴奏小品。スコットランド出身の作曲家として民謡的で躍動感のある旋律を用いることも多いマクミランですが、本作は聖母マリアへの祈りを静かに描いています。ソプラノがほぼ同じ音を持続しながら他のパートがメロディやハーモニーを形作っていくため、ソプラノパートは特に苦労するのではないかと思いますが、その静謐なドラマが客席の感動を誘うことでしょう。

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8声部の合唱が呼び交わす印象的な"Requiem"から始まり、美しいソプラノのデュエットへと続きます。天使のコーラスが現れる"Chorus angelorum"がホモフォニックに力強く奏でられた後、再び冒頭の主題が現れ安息のうちに幕を閉じます。コンサートの締めくくりにいかがでしょうか。
作曲者のイアン・カーペンターは、エンジニアと作曲家の二つの顔を併せ持つ人物。自身が長らく歌手として合唱団に所属していることもあり、多くの合唱作品を作曲しています。

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1943年生まれのイギリスの作曲家・オルガニストであるフィリップ・ムーアの作品。男声と女声が対話するような静かな冒頭部から、6声部で迎えるクライマックスとそれに続く再びの静寂まで、緊張感の漂うドラマティックな展開が魅力的です。コンサートピースとしてはもちろんですが、短めの曲ですので、コンクール自由曲のひとつとして演奏してもよいでしょう。

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地元岡山を中心に音楽活動を続ける作曲家野村靖子による女声合唱とピアノのための組曲です。テキストは著者の娘が手掛け、「誰もが何らかの形で向き合う生と死」をテーマに、全4曲から構成されています。「人が生きること」を「ひかり」を通して見つめた詩と、女声合唱独特の柔らかく温かいハーモニーや、星や月、宇宙といった壮大なスケールをえがいた音楽は、聴くものを不思議な世界へと引き込みます。また、その幻想的な世界観を表した楽譜の表紙イラストも詩人自身が手掛け、素敵な母娘共作ができあがりました。皆さんの心にある大切な近しい人を思いながら歌っていただきたい作品です。

組曲の初演指揮者でもある合唱指揮者の雨森文也先生より、推薦メッセージを頂
きましたので、ここにご紹介させていただきます。
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初めて「天狼」を聴いた時に、その美しい旋律と神秘的かつ壮大な響きに魅了され、『「天狼」を含む女声合唱の組曲を書いていただきたい』というお願いしたところから、この作品は生まれました。
作詞の林弥由さんは、野村靖子さんのお嬢様。親子の絆から紡ぎ出された言葉と音が綾なす世界は、あたたかく優しく深く熱く聴き手を包んでくれます。
全編を貫くテーマは「命」。子供から大人まで、あらゆる世代に共感を持って歌っていただける素敵な作品が生まれました。
どうぞ、一度その音に言葉に触れてみてください。

雨森 文也
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【初演データ】
委嘱：カンティ・サクレ
初演：2019年7月20日
高槻現代劇場　中ホール
《カンティ・サクレ Ninth Concert 〜ひみつとひかり〜》
指揮：雨森 文也
ピアノ：平林 知子
合唱：カンティ・サクレ

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京都の夏の人気合唱イベント「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル」。今年も全国様々な地域の合唱団が京都へ集結し、それぞれ演奏を披露しました。
収録された楽曲もバリエーション豊かで、聴きごたえのある商品となっています。

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スマトラ島北部のパクパク族民謡を基にした無伴奏混声合唱作品。"Cikala le pong pong"というのはある種の太鼓の音を模した音で特に意味はありませんが、その後の歌詞では「最近の女の子はあまりに大胆！もっと女性らしく、おしとやかに…」という、非常に民謡らしい内容が歌われます。その内容を手拍子、足拍子、フィンガースナップといったボディパーカッション的要素を駆使しながら、エネルギッシュに、そして"大胆に！"歌い上げてください。

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現代ベネズエラの作曲家、ミゲル・アストールによるラテン語のモテット。テキストは復活祭のミサで歌われる"Victimae paschali laudes"（過ぎ越しのいけにえに）の1節から取られたものです。
基本は3声のポリフォニーで、ミニマルミュージック的なモチーフの反復が随所に見られます。音響的な派手さはありませんが、キリスト復活への賛美や喜びが独特のモチーフにより、しみじみと歌われます。
ヴォーカルアンサンブルコンテストなどの演奏曲にしてもよいでしょう。

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