新刊案内

ヘンリク・ウーデゴールは、1955年生まれのノルウェーの作曲家で、グレゴリオ聖歌やノルウェー民謡に良く通じ、宗教作品から民謡の編曲まで幅広いジャンルの作品を発表しています。
この"Cantus"(「うた」)は、ラテン語による無伴奏宗教曲のシリーズで、グレゴリオ聖歌に根ざした彼の音楽の特色が色濃く見られる作品群です。 ただしそれぞれの曲は、独立したもので連続して演奏されるものではありません。
Cantus Iは、5/8や3/16とつぎつぎに変わる拍子、スタッカートや裏拍の駆使された軽やかなリズムがおもしろい作品です。停滞とは無縁の音楽はまるで復活を喜ぶ天使の笑い声のように聞こえます。
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男声によるグレゴリオ聖歌(ネウマ譜)で始まり、その聖歌に続く女声、そして全声部がそろった後半部と、一貫してモチーフはグレゴリオ聖歌にあります。
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グレゴリオ聖歌集「graduale triplex」に収録されているミサの1曲であるSanctusをウーデゴールが混声合唱に編曲したものです。拍感にとらわれず、自在なメリスマと語感を生かした演奏が求められる作品です。 ネウマ譜と現代譜の両方が記載されているので比べてみるのも楽しいでしょう。
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カノンで幾度も現れる祈りの旋律が印象に残る曲です。音楽は"gaudium"「喜び」で最高潮を迎え、最後は"ubi caritas et amor..."「愛のあるところには」の言葉で、全員が温かなＦに帰着します。
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あえて拍を書かず音の高低と言葉のみを表記することで、もっとも原始的な祈りを口にさせる意図が感じられる曲です。最低限の調性のなか祈りの言葉だけが紡がれる、それはまさしく聖歌の原点といえるのではないでしょうか。
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南アフリカはボツワナ、ツワナ族の民謡が私たちアフリカの外の人間にも歌えるように生まれ変わりました。編曲者はノルウェーの作曲家ルドルフ・デ・ベアルで、特に南アフリカの音楽にスポットを当てている気鋭の作曲家です。今回紹介するこの曲は、リズムに特徴の見られる2つのセクションが形や動きを変えながら繰り返される形で構成されています。ただ単に同じようなパターンを繰り返すだけではなくなるように、男声と女声の対比がより見えるよう歌うパートを変えてみたり、第2のセクションで足拍子を加えてみたりと、歌い手による自由なアレンジを楽しみましょう。作曲者のおススメはアドリブでアフリカン・ドラムを加えるアレンジです！
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ノルウェー国立音楽アカデミーおよび国立オペラアカデミーで学び、フリーランスの歌手、ヴォーカル・アンサンブル・ノルディック・ヴォイスィズの一員としても活動を続けながら、作曲家、ソングライターとしても名を馳せているフランク・ハヴロイによる無伴奏女声合唱曲です。この"Salve Regina"は平和に満ちあふれた作品です。自在に変化する調性と拍子によってもたらされるアーティキュレーションにより、祈りのことばはあたかも語りのように歌われます。音楽の動きはゆっくりとしていますが、中盤のフーガから始まる部分では6/8拍子と16部音符とが、音楽に確かな高潮を与えています。めくるめく変わるハーモニーはまさに北国の極地、オーロラの光といえるでしょう。
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スウェーデンを代表する現代作曲家の一人、スヴェン＝ダヴィッド・サンドストレムによる宗教作品です。
どちらの曲も音の重なりと広がりが印象的ですが、ダイナミクスに富んだ"Kyrie"、それに比べて弱音系で深い祈りの世界を表現する"Agnus Dei"、と趣の異なる2つの作品からなっています。混声3部で書かれており、彼の他の作品に比べるとわかりやすく、なじみやすいこの作品は、サンドストレムは難しいから、とあきらめていた合唱団にとっては待望の出版といえるでしょう。

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"Ubi caritas"(GG3405)、"Ubi caritas 2: Through Infinite Ages"(GG3418)と15年にもわたって紡がれてきた"Ubi caritas"三部作の最終作品に位置づけられた作品で、イェイロ特有の泣きの和音進行に心が揺さぶられます。手をのばしても届かない天の光がついに私達のすべてを包み込み、救いへと導いてくれる…まさしく感涙の完結編です。
弦楽のパート譜及びフルスコアにつきましてはお取り寄せが可能です。

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テナーサックスとピアノのための混声合唱曲。
郷愁を誘うテナーサックスの旋律から始まり、病める者への慈しみを希う男声の聖歌へとつながります。中盤の主役はサックス。合唱が歌うのは涙をこぼす者、弱き者、悩める者の嘆き、おそれ、そして願い…。全声部で歌われる序盤の聖歌の旋律は長調になって、祈りが聞き届けられたことを感じさせます。アーメンの安寧には嘆きからのカタルシスを感じずにはいられません。
テナーサックスのパートはソプラノサックス、アルトサックス、トランペット、フリューゲルホルンでも演奏が可能です。また、サックスのパート譜及び独立したピアノ譜は作曲者のサイトから無料でダウンロードができます。

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有名なクラシックの宗教作品を女声合唱で演奏できるように編曲したベーレンライター社の「Frauenchor」シリーズに、モーツァルトのミサ曲の中から人気の高い「雀ミサ」が登場。オケつきの女声合唱のレパートリーがまたひとつ増えました。
楽譜はすべて信頼性の高い「ベーレンライター原典版」を元に作られており、オーケストラスコアならびにパート譜(混声版と兼用)もすべて売り譜で用意されています。
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J-POPやテレビ番組のテーマ曲、フォークソングまで幅広いジャンルの曲を女声三部合唱にアレンジするポップ・ソング・コーラス・シリーズ第3弾。
この第3集には、映画「アナと雪の女王」の挿入歌やNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の主題歌など、話題の作品が複数収録されており、多くの人が歌って楽しめる一冊となっています。
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近年作曲された信長貴富の混声合唱作品を、作曲者が信頼を寄せる合唱指揮者、伊東恵司とその合唱団の演奏で集めたアルバムです。
「理想的な演奏で作品を広く紹介できる」と作曲者が評価する好演奏。
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プログラム・ビルディングの可能性を広げる「パナムジカ合唱ピースシリーズ」最新刊は、みなづきみのり×北川昇のコンビによる「翼」です。

この「翼」は、もともと愛媛の女声合唱団「歌姫」への創立20周年記念のプレゼントとして作曲者から合唱団へと贈られた女声合唱作品です。「折れない翼を作るのだ」というみなづきみのりの力強い詩に、大空へと舞い上がるような流麗な旋律とそれをしっかり支える重厚な和音が生み出すア・カペラのハーモニーが付けられました。アラカルト・ステージやアンコールにぴったりの曲です。
今回の出版に際し、新たに混声版と男声版が作られ3冊同時発売となりました。

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「斎藤秀雄メソッドによる指揮法」の伝道者として、自らの指揮者人生を後進の教育に捧げた高階正光氏渾身の作ともいえるDVD「レッスン風景」の続編が発売になりました。

指揮法を整然とした理論によって体系化した「斎藤メソッド」は、世界にも例を見ない指揮法指導法として認められており、小澤征爾をはじめ内外で活躍する著名な指揮者の多くが、そのメソッドを学んだことは良く知られています。その「斎藤メソッド」を本にまとめた「斎藤秀雄著 指揮法教程」は、指揮者を目指すすべての人のバイブルとして、1956年の初版以来、60年近くの長きにわたって版を重ねる日本音楽出版界屈指のロングセラーとなっています。

「高階正光 著 完本 指揮法入門」は、その「斎藤メソッド」を更に噛み砕き、著者自身の永年の研究成果を盛り込んだ指揮法の入門書です。指揮者志望の若者を数多く指導しながら、改定を重ねた結果完成されたこの「完本 指揮法入門」は、理論と実践を兼ね備えた指揮法テキストとして、他の追随を許さない名著として高い評価を得ており、「指揮法教程」の副読本としての重要な役割も担ってきました。しかしながら「指揮法」を、これらのテキストだけで100％理解することは、残念ながら限界があったことは否めませんでした。

2008年に発売されたDVD「レッスン風景」は、自らのレッスン風景を映像として残すことによって、「指揮法教程」と「完本 指揮法入門」を学習する人に役立てるため、また恩師斎藤秀雄の指揮法メソッドを正しい形で後継の指導者たちに残すことを目的に企画・製作され、多くの方に「目に見える形」で指針を示しました。

今回発売されたDVD「レッスン風景 続編」は、「完本指揮法入門」の「第三部展開篇」から4分打法・波打運動をオーケストラ曲で学ぶとともに、ピアノ曲を使って斎藤秀雄の演奏解釈を紹介するもので、すべて高階先生自身が指揮を振る姿が収められています。高階先生の指揮は、美しく、格調高いもので、それだけでもこのDVDをご覧になる価値は十分と言えるでしょう。(収録は2005〜2007、2012年に行われたものです。)

「斎藤メソッド」は、オーケストラでの指揮を前提とした指揮法ですが、合唱指揮にも大変有意義なものです。これらのDVDは、「斎藤メソッド」を学んだ多くの方にとっては復習のための良い材料に、また指揮法を学ぶ機会を持たないまま悩む合唱指揮者の皆様にとっては、学習の方向性を見出す好材料になることは間違いありません。しかしながらこのDVDの映像を見て、まねて、手を振るだけで、「斎藤メソッド」が身につくわけではもちろんありません。必ずテキストをあわせ読み、よく理解した上で、一課一課進むことをお勧めします。

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不条理で非人道的な戦争を題材として和合亮一と角田英一が作った詩をテキストとした混声合唱作品です。「英霊たち」とは、赤紙一枚で招集され、戦争に駆り出された若者たちを指します。英霊たちの言葉は様々な訴えに満ちています。音楽の力を信じ平和に向かって何かを発信したいと願う作曲者が、それらを飾らない直球の問いかけにしました。「あのようなことが、再び起こって良いのですか？」と。
関西合唱団によって委嘱され、作曲者自身の指揮のもと2014年6月に初演されました。
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好評既刊「たましいのスケジュール」によるコンビ、覚和歌子と横山潤子によって新たな混声合唱曲集が登場しました。今回は思春期の若者に向けて書き下ろした詩をテキストにしています。青年の「進む道」とか「道の途中」をテーマにした「向かい風は潮の匂い」、片恋の歌「りんご」、計りしれないエネルギーに想いを託した「ここに海があって」、どの曲も10代の気持ちに寄り添った作品となっていますので、若い世代の合唱団が歌うのにふさわしい曲集です。島根県出雲市立平田中学校合唱部（指揮 吉川里美）によって委嘱され、2012年から2013年にかけて初演されました。
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金沢智恵子の花にまつわる詩をテキストとして人気を博した女声合唱曲集「花の詩」に第2集が誕生しました。前作とは異なる雰囲気の花を選び、終曲「花束にして」で全体が締めくくられる構成となっています。女性の花に対する思い入れや思い出を大切にした、まさに女声合唱のレパートリーに最適な作品といえるでしょう。二つの曲集を続けて歌っても良いですし、好きな曲を抜粋しても構いません。合唱団それぞれの花束を作ってみてください。
女声合唱団藍の会（指揮 浅野深雪）により委嘱され、2013年10月に初演されました。
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アメリカの歌曲王フォスターの名曲を作曲者、指揮者、ピアニストとしてマルチな活躍をする徳永洋明が混声合唱曲とピアノのために編曲したものです。どちらかというと無伴奏で演奏される機会の多いこれらの作品ですが、ピアノが加わることで、古き良きアメリカの世界を違った雰囲気で味わうことができるでしょう。
今年はフォスターの没後150年にあたるので、演目として取り上げられるにはグッドタイミングです。歌詞はすべて日本語ですのでご安心ください。
混声合唱団平塚コールグリーンによって委嘱され、2014年5月に編曲者自身の指揮で初演されました。
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その人気は衰えることなく、今でも私たちを魅了するディズニー映画「アナと雪の女王」。その劇中歌「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」に女声3部合唱が登場しました。
ピアノ伴奏は原曲の雰囲気を残しており、歌うときに注意する点を書いた演奏ノートが巻末に載っていますので、初心者の方も安心して取り組むことができます。
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やさしい2部合唱で誰もが楽しめる好評「シニアのためのシリーズ」最新刊です。今回は世界の愛や恋をテーマとした歌が集まっています。
懐かしい世界の歌から、あの頃の恋を探してみてはいかがですか。
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「谷川俊太郎 詩 × 松下耕 曲」による作品ばかりを集め、大きな注目をあびたコンサート「松下耕が描く 谷川俊太郎の世界〜第7回耕友会コンサート」の全ステージを完全収録したライブ盤です。さらに、CD・EXTRAとして谷川俊太郎による舞台トーク＆朗読の映像も収録。
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デュブラは1964年生まれで現在50歳。首都リガで生まれ育ち、早くから作品を書き始めたものの、旧ソ連統治下においては、芸術が思想宣伝と受け取られる危険があるだけでなく、プロテスタントが中心のラトヴィアにおいて、敬虔なカトリック信者であるデュブラは、作品のタイトルに隠喩を用いるなど、青年期は二重の困難を強いられてきました。独立後は独自の音楽観による優れた作品を次々と発表し、現在はラトヴィア合唱界の中心的存在として精力的に活動しています。

篤い信仰心と高い教養を基盤に、全精力を宗教音楽の創造に捧げるデュブラの作品は、グレゴリオ聖歌から中世・ルネサンスの音楽哲学、新ロマン主義の要素のすべてが調和し、神への思いと平和への希求が表現されています。典礼音楽にラテン語を用いる歴史が無いラトヴィアの聴衆に対して、歌詞に理解を求めるのではなく、人々の潜在意識に訴えかける音楽を創造するのだ、という強い信念に基づいてラテン語の宗教音楽を発表し続け、現在では国内のみならず、世界中から高い評価を得ています。

今回ご紹介する楽譜9冊とCD1枚がセットになりました。
通常価格より約15％お値打ちとなっております。限定30セットのみですのでお早めにどうぞ！

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祝祭の幕を開けるかのような華やかなオープニングとともに、様式美に則ったソナチネ形式で確かな賛美が歌いあげられます。

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静かな森の木漏れ日が踊る和音の進行と、光がありながらも切なさのある北欧の民謡を感じさせる旋律が美しい一曲です。

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半音階の猛烈なフォルテがあったかと思うと次は可憐かつ神秘的なピアノが歌われて、まるで車窓のように景色は次々移り変わっていきます。難度は高めながら聞かせどころにあふれており、さながら幻惑的な光に取り囲まれているかのような感覚を感じられるでしょう。

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高い天井の木造教会の澄んだ空気が穏やかに震え、響くのが感じられる清らかな小曲です。

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冒頭の"Salve mater"のモチーフは曲中の要所要所で現れ、強い印象を残します。その間にも緩急さまざまな表情が見られるのですが、最後にそれらはすべて溶けるように"Maria"の嘆息に収束していきます。まさに聖母の救いが感じられる作品です。

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同じ幅で動く渦とハーモニーとソプラノの降りしきる羽根の旋律の美しさ、全声部そろって歌う"Ora pro nobis"「わたしたちのために祈ってください」の哀切さ、そして最後のすがるような"Amen"と、ひとつの物語のような音楽です。

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16部音符で繰り広げられる惑いの旋律が迫ってきたかと思うと静かなホモフォニーで緩むといった具合に、緩急の駆使された構造の曲です。終盤leggirroの天を仰ぐ上昇音階は確信的なクライマックスへ到達、高潮の"Amen"は溶け落ちて最後の安息に落ち着きます。

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始まりは身じろぎもできない真摯な張り詰めたpp。リズムが細かくなるとともに動き出した音楽は聖母の栄光へと駆け上がり、やがては母の安らぎへ至り、まさに救済のエンディングといえる最後を迎えます。

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"Laudate"「誉めよ」という祝祭の音楽は、ほとんど弱まることなく信心に満ちた優しい歓びのあふれた"Aleluja!"に結実します。

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デュブラの女声合唱曲ばかりを集めた注目盤！
演奏のAnima Sollaは、1998年結成の女声アンサンブルで、その実力は、合唱王国ラトヴィアにおいても一目置かれている存在です。

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カワイ出版の「合唱エクササイズ」シリーズ最新刊。
「合唱を始めたけれど、何から手を付けていいのかわからない」、「いつもと違う発声練習をしてみたい」…。
この「相澤メソッド」は、作曲家で指揮者としても活躍する相澤直人が、そんな人たちのために書いた新しい合唱教本です。合唱団の練習のうち、前半のウォーミングアップの時間を利用して、合唱団のスキル向上のために簡単にできる著者秘蔵の練習メニューを公開。1ヶ月に1つの課題を決め、4回の練習でその課題を達成できるような練習メニューを考案しています。
この第3巻では、楽譜を開いたときにまず注目すべき箇所はどこであるのか、そして和声（縦のライン）と旋律（横のライン）を表情豊かに歌うための方法を勉強します。最終週には、全ての課題を網羅した新曲「このみち」を歌うことによって、1ヶ月の成果を実感できることでしょう。

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「うた」を愛するすべての人に〜というキャッチフレーズのもと、「合唱」「オペラ」「声楽」の愛好者をターゲットにした新しい雑誌「Hannna」の最新号が発売となりました。
うれしいことに「合唱」関係の情報がますます充実！バックナンバーもあわせてお求めください。

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アイルランドの詩人イエーツの詩を加島祥造によって訳したものをテキストにした作品です。
１曲目には愛の或る形を綴った抒情詩、二曲目には神話を背景に時空を書ける叙事詩を用いて、性格の異なる白鳥が描かれています。作曲者があこがれを持つ、ケルトの伝説からアイルランドに至る幻想的な世界観が、芸術的な至高の純粋さの中に息づいています。
清泉女学院中学高等学校音楽部（指揮：佐藤美紀子）によって委嘱され、2012年と2013年の全日本合唱コンクール全国大会でそれぞれ演奏された後、2014年1月に同団の第27回定期演奏会にて全曲初演されました。

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高田三郎のライフワークとなったカトリック典礼聖歌は、教会のみならず演奏会の場でも大きな感動を呼んでいます。
このシリーズは、サンパウロ社刊の「女声合唱のための典礼聖歌」を使いやすいように「詩編・聖書の歌」「アレルヤ唱・詠唱・ミサ賛歌」「季節賛歌・聖母賛歌」「一般賛歌」の4冊に分け出版するものです。

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ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナの偉大なる芸術に敬意を表するプロジェクトの第5弾。メインで収録されているミサ曲『今やキリストは天に昇りたまいぬ』は、グレゴリオ聖歌のイムヌス「今やキリストは天に昇りたまいぬ」に基づくパラフレーズ・ミサ曲であり、名作が多いことで知られる1590年にローマで出版された「ミサ曲集第5巻」に収められています。

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みなづきみのりによる「チャンスは必ずあるから　きっと大丈夫」という明るく前向きな詩に、瑞慶覧尚子が元気で力強い曲を付けた作品。好評既刊の混声四部版に続き、女声三部版が発売となりました。
「壁にぶつかってもあきらめず、必ずや訪れるチャンスを信じて、前向きに生きて欲しい」というポジティブシンキングを表した音楽は、歌う人も聴く人も心が明るく軽くなれる作品です。男声版も発売予定となっておりますので今しばらくお待ちください。

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日本が世界に誇る文芸作品、俳句。その深遠な世界観と簡潔さから導かれる美は、世界中の人々を魅了しています。
「渡り鳥」は、その俳句の美しさに感銘を受けた、アメリカ人作曲家ジャニカ・ヴァンダーヴェルデによる合唱作品です。オーボエが協奏曲のように効果的に合唱と掛け合うことで、俳句が描き出すいわば、わび・さびを効果的に表現しています。しかもそれは、日本文化とは大きく異なる西洋文化で育った作曲者の文化的背景に基づいた、日本文化の投影であり、日本人作曲家による表現とは一味も二味も異なる部分が、むしろこの曲の隠された魅力ということができます。
ウィスコンシン大学ユークレア校音楽学部の創立50周年を記念して委嘱されました。テキストは、一茶、立志、去来の俳句とその英訳が用いられており、日本語と英語のテキストが効果的に織り交ぜられています。
合唱譜と別に、オーボエ・パート譜があります。

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作曲者　VANDERVELDE, Janika (アメリカ　1955〜)
俳句　一茶・立志・去来
出版社　Miela Harmonija
[合唱譜＋オーボエ]　パナムジカコード　GV0201A
声部　SATB div.
伴奏　オーボエ
言語　日本語、英語
時間　8分24秒
収録曲
　冬木立 / 静かさや / 故郷も

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作曲者のヨナス・タムリオニスは日本ともつながりが深く、早稲田大学グリークラブが男声合唱組曲を委嘱・初演したり、全日本合唱コンクールで彼の作品が取り上げられたりしています。
同様に作曲者にゆかりのある国がスペインであり、この曲は一部スペイン語で書かれています。
タイトルのRa pata paには特に意味はないそうですが、詩の持つコミカルな面を音楽面で軽快に表現しています。

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おしゃれな新しいものと古き良きものとが調和する街、横浜にちなんだ曲を集めて合唱曲に編曲したメドレーです。混声版、同声版が同時発売となりました。
演奏時間を短縮する方法が何通りかありますので、制限時間があるステージにも対応できます。伴奏部分でクラシックの名曲が時々顔を覗かせる工夫もされています。
混声版は、シグナス合唱団(指揮：青木雅也)によって2014年6月1日に初演されました。

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北島三郎の代表曲「まつり」が合唱曲になりました。
太鼓の音を模した前奏や、エネルギーあふれる掛け声など、原曲の雰囲気が生かされる編曲で盛り上がること請負です。混声四部、男声四部いずれでも演奏できるようになっています。

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鈴木輝昭作品をヴォーカルアンサンブル《EST》が歌う注目の1枚！3年にわたるセッションレコーディングは、作品に対する敬意と真摯な姿勢によってこそ成し遂げられたと言えるでしょう。
作曲者自身のレコーディング・ミキシング監修による決定版です。

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